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カテゴリ:子供たち
学校の視力検査で引っかかったポムとピィ。
放課後、眼科に連れて行きました。 もちろんブゥも一緒に。 待合室には年配の優しそうなご婦人♪ 「まあ、男の子、女の子、男の子?素晴らしいわ」 「3歳、2歳、2歳の差?私も2歳ずつの差で3人いたのよ~」 「まあ、素敵だわ~~」 終始、にこやかに我が家の子供達を見ておられました。 さて、放課後という事もあり待合室には幼稚園、小学生低学年と思われる子も数人。 家のチビ達を含め、皆、特に大騒ぎをすることもなく、ウロチョロもなく (私の感覚では)普通に子供らしくおしゃべり。 そこへ診察室からいったん出てこられたおじいさん。 待合室の椅子に座るや一言。 「うるさいなあ」 そこで私「おじさんが怒るから静かにしなさい!」 ・・・なんてことはもちろん言いませ~ん! 「お膝に手を置いて!背筋伸ばしてしゃきっとして!静かにしていようね!」 「ねえ、おかあさん・・・」と言う話し掛けにも 「ここは静かに待つ場所。お話は我慢しようね」 家の子も他所の子も騒いでいるわけでもなく 正直、私にとっては許容範囲内のおしゃべり。 でもまあ、それは私が子供がいる状態が普通だからかもしれません。 確かに普段、老人しか居ないシ~ンとした待合室から考えるとにぎやかかも。 それに世の中にはいろんな人が居る・・・ 子供を見ただけで不快になる人もいるでしょう。 でもこういうおじいさん、きっと自分が若い頃も奥さんに全て任せっきりだったんだろうな。 子供が夜泣きしたら奥さんに 「ウルサイ!何とかしろ!」かなんか言って 奥さんは切なくなりながら夜中に子供を負ぶって外に出て子供をあやして・・・・ すみません・・・妄想に入りました。 このおじいさん、診察室で先生にも「うるさくてねえ」と言ってました。 ************************************* 新聞の投書に、年配の方からの「いまどきの若い親」に対する苦情が載っていることがあります。 注意したら「おじさんが怒るから」と子供に話していたとか、 子供が騒いでも放置しているとか。 確かに目に余る親はいます。 私自身も子育てに疲れて、子供に根気よく注意する元気、気力がないときがある。 目に余る親の一人になっている場合もあるかもしれません。 でも、私がよく思う事。 おかしいと思ったら、親に「なんとかしろ」と言うのではなく、 子供に直接、注意しても良いのでは? 「ウルサイ!」とか恫喝するのではなく 「ここは遊ぶ場所じゃないよ」とか、「危ないからじっと座っていようね」とか キチンと理由を説明して諭しても良いのでは? 確かに未熟な親はいます。 今は核家族で子供の躾そのものが分からない親もいる。 だからこそ、見ず知らずの他人の子であっても、注意すべき点は注意する。 ちゃんと理由を話して注意するその姿を見て、若い親自身も子供の育て方を学ぶ事ができる。 子供も周囲への気配りを学ぶことが出来る。 長年生きて得てきたことを若い親とその子供達たちに示してくださいませんか? 子供は産んだ親だけの子ではない。 無責任に聞こえるかもしれませんが親だけで育てられる訳ではありません。 学校の先生や地域の大人たちに見守られ、育てられるべき存在であり 私は本当にそうした方々に感謝しています。 正直、私だけでは育てられません。 『子供は地域の宝』でもあります。 未熟な親の子供は周りの人が育てる。 無関心も協力も、めぐり巡って自分に帰ってくる。 他人の子も、自分の子であり孫であるぐらいの感覚で見守ってあげたら、 幼児虐待だけでなく少年犯罪など悲惨な事件ももっと減る。 最初のおばあさんの「3人の子、素晴らしい」の一言でどんなに元気付けられるでしょう! 逆に「ウルサイ」の一言で、切ない気持ち、悔しい気持ち、不快な気持ちになって その矛先が子供への虐待に繋がる事もあるのです。 チョットそこで見かけた見知らぬ若い親を励ましませんか? 目に余る子供の行為は直接注意して『いい諭し方』の見本を示しませんか? ・・・子育て応援、ポチっとよろしく~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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