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テーマ:洋楽(3285)
カテゴリ:70年代洋楽
う~ん、イギーに赤いチャンチャンコ着せたいなあ。 イギー&ストゥージズ名義の'73年の名盤「Raw Power」(写真)は、ドラッグにより活動停止していたものの、ボウイの援助もあって復活したイギーが、バンドを再編して作り上げたパンク&ガレージな一枚。 ボウイは当初、本作のプロデュースも希望していたが、イギーに拒否され、ミキシングを行うにとどまっている。 だが、ボウイによる迫力不足のミックスは、イギーのみならずファンからも不満の声が多く、97年になってようやくイギー本人がミックスしたバージョンがリリースされ、現在に至っている。 この「Search And Destroy」はアルバムのオープニングにふさわしい爆裂R&Rナンバー。 いきなり飛び込んでくる、ジェイムス・ウィリアムソンの轟音ギターでまず即死。 ロン&スコット・アシュトンのリズム隊によるハンマー・ビート。 そして、イギーの猥雑で噛み付くようなヴォーカル。 これらが一体となった、スピーカーを突き破らんばかりの破壊力は、まさに音のナパーム弾。 レッド・ホット・チリ・ペッパーズをはじめとして多くのバンドがカバーしているこのナンバーは、ロック・ファンにとって、まさしく「聴かずに死ねるか」の一曲。 コレを聴けば、そこらへんのパンク・バンドが束になっても、イギーの足元にも及ばないという事が分かろうというもの。 アルバム「Raw Power」は、この曲の他にもカッコ良すぎるロックン・ロールがぎゅう詰め。 パンク・ファンはもとより、全てのロック・ファンは迷わず購入すべし! つーコトで、「Search And Destroy」を聴くにはここをクリック! 俺はたんまりとナパーム弾を隠し チーターのように街を歩いているんだ 俺は原子爆弾の申し子なんだ 俺は世界から見捨てられた子供 ただ破壊をもとめてうろつき回ってるのさ ねえ君、どうか俺を助けてくれないか 誰かが俺の魂を救ってくれなきゃ 自分自身が爆発しそうなんだ ※ポム・スフレのメイン・ホームページではイギー・ポップの名盤「Raw Power」について取り上げています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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