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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2007.07.24
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テーマ:洋楽(3283)
カテゴリ:80年代洋楽
ガンズ・アンド・ローゼズの来日公演が無事終了しましたね。
しかも評判は上々だったとか。
ご褒美にワシも取り上げてやるか(←エラそうあっかんべー

僕がガンズを初めて聴いたのは、1987年(だったと思う)。「ベストヒットUSA」で流れた「Welcome To The Jungle」のPVを見た時だった。
後に全米7位を記録するこの曲だが、それは後発の「Sweet Child Of Mine」(1988年、全米1位)のヒットに便乗した結果であり、この時点ではまだどこの馬の骨とも知れない存在だった。

その時は、曲自体は「騒々しい」くらいの感想しか持てなかったのだが、アクセルの放つふてぶてしい存在感と身のこなしが、妙に印象に残った記憶がある。

↓だがそれ以上に、後ろでPVを流し見していたオカンの一言


「うわっっ! キ×ガイじゃ!!」



…母ちゃん、キ×ガイって…… いや、そうなんだけどさ……犬

その後ガンズは、「Sweet Child Of Mine」のヒットを皮切りに、狂ったように売れ始めるのだが、彼らの登場はあらゆる意味で衝撃的だった。
当時売れていた他のHR/HMバンドにはなかったアンチ・モラルの匂い(あえて言うならモトリーがいたか)。
デビュー・アルバム「Appetite For Destruction」(写真)で聴ける荒々しい音の感触と疾走感、暴発するエナジーは、パンクをリアル・タイムで体験できなかった僕には、新しい時代の到来にすら思えた。

少なくとも自分にとって、これに並ぶインパクトは、ニルバーナの「Nevermind」(1991)が発表されるまで待たなければならなかった。


この「Paradise City」は1989年に全米5位を記録した、ミドル・テンポのロック・ナンバー。
「Welcome To The Jungle」、「Sweet Child Of Mine」と共に、前述の「Appetite For Destruction」に収録。
現在でもコンサートのクライマックスで演奏される、ガンズの代表曲である。

なめらかな、それでいてどこか屈折したギターのアルペジオ。
そこに割り込んでくる重いドラムの音色。
続けてアクセルが「パラダイス・シティに連れてけよ」と抑えめに歌う。

音数を増やしつつ、徐々に盛り上がっていき、笛の音を合図に曲は本編へ。

トゲトゲしいギター・リフ、渋めだが耳に残るメロディ、変化自在なアクセルのボーカル。
ん~カッコいい。
楽曲自体の構造は実に単純だが、聴いてて飽きる気配は全くない。

4:35も過ぎた頃、よく伸びるアクセルの歌声や派手なドラミングと共に曲は大円団
……かと思いきや、演奏はそこでいきなり大爆発!爆弾
凄まじい疾走感で一気に突っ走る。
鬱憤を撒き散らすかのようなアクセルの歌声、パンキッシュなリズム隊、スラッシュのめまぐるしいリード・ギター。
くおおおぉぉぉ! コイツは燃える燃える燃える!!炎
そして、紙吹雪を散らしたくなるエンディングで曲は終わる。

完璧。6分48秒という時間が短くすら思える程の完璧さだ。

スタジアムで演奏する姿を納めたPVは、エアロスミスとのツアーのもの。
おそらくエアロの前座としての演奏だろうが、当時はガンズ自身がスターダムを駆け上る時期だったので、観客もノリノリ。
何よりもメンバー皆、足が地についている。
アクセルから滲み出る時代の寵児としてのオーラ。
この時、スラッシュは23歳。う~ん、渋すぎる。

この頃のガンズはカッコよかった。最高だった。
アクセルを始めとして、イジーもダフもスティーブンも、そしてスラッシュも、皆危険なニオイをプンプン放っていた。

アルバム「Appetite For Destruction」が発表されてからもう20年経つが、今も全く色褪せていない。
恥ずかしい言葉で恐縮だが、時代やジャンルを越えた「本物のロック」というものが詰まった数少ない一枚だと思う。


…で、10年近く待たされた新作は本当に発売になるのか?(ここを参照)

メンバーの姿が最高にイカす「Paradise City」のPVはここをクリック!





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Last updated  2007.07.24 07:20:04
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