ぽんちゃけ峠

年度内最後のイベントの最終日で夕方は会場で片付けがあったため
テレビの中継は生では出かける前に幕下上位まで見て
帰宅したらこれより三役でした。
午後は雨があがったのはいいのですが
当地は激しい濃霧となって視界が極めて悪く
信号機が何色なのかは交差点ぎりぎりにならないとわからない状態。
イベントの会場は何度か利用したところなので
Ｒ２４６のどこに交差点があるかはある程度わかってはいましたが
片道１０キロ恐怖の連続でした。
緊張で血圧が上がったのか肩こりがひどくなってしまいましたが
帰りは無事イベントが終わったことと霧も晴れて視界良好ですっきり。
二ヶ月に一度くらいしか行かないスーパーで
ポイントカード会員になってしまいました。
だって今日は１０倍ポイントデーだというから。

《幕下》
家を出る前に磯部の６勝目を見てからと思ったのですが
残念ながら今日は相手の北太樹にうまく相撲をとられてしまいました。
磯部も立ち合いは悪くなかったのですが
北太樹の逆襲で体が起きてしまい両腕万歳状態となって土俵の下へ。
勝った方も勢い余って土俵下に落ちたので
磯部が下敷きになって心配されましたが大丈夫だったようです。
北太樹は「大」から「太」に改名して躍進。
磯部さん来場所もまたがんばってくださいね。

福永も今日は負けて今場所は５勝２敗でした。
来場所はもっと幕下の中位以上での相撲となりそうですが
前にそのあたりに上がったときは大苦戦してしまった記憶があるので
今度はどうなるか来場所が楽しみです。

下田は翔傑に勝って３勝め、
なんとか負け越しを最少にしましたが来場所はまげが結えるでしょうか。
いつも取組のあとに頭髪が激しく爆発状態というのが気になります。
若麒麟が今日は力強い突っ張りで相手を圧倒。
数発で相手の軽量の加賀谷がふっとんでしまった感じでした。

来場所の幕下上位は今場所同様おもしろくなりそうです。
まずは今場所の十両昇進を誰が決められるかなんですが。

《十両》
今日も幕下の力士との入れ替え戦が組まれ
幕下の若ノ鵬と栃乃山が勝ちました。
若ノ鵬は今日も結局引き技でしたけれど
十両に戻ってもこういう相撲が多いとどうなんでしょう。
体は大きいけれどまだ若いのだから
前にどんどん出て行く元気相撲をとって欲しいものです。
かつての琴欧洲みたいな・・・。

片山が負け越し決定のあと４連勝で７勝８敗。
本当に途中の７連敗が残念でした。
毎場所書いているような気がしますが
来場所こそ優勝争いにからむ活躍をお願いしたいです！

里山が豪栄道に勝って十両優勝。
豪栄道は残念でしたが里山が先場所の悔しさから執念でつかんだ優勝だと思います。
先場所はお父様が場所直前にお亡くなりになった上
三枚目で新入幕のチャンスもいかせずに負け越しでしたから。
豪栄道はご当所で優勝のチャンスでしたが
今日はちょっと固くなってしまったのでしょうか。

先場所十両優勝の豊響と同じ部屋の兄弟子寶智山は今日そろって勝ち越し決定。
境川部屋の十両力士はこれで全員勝ち越しできました。

それにしても今場所は優勝はできなかったけれど
ベテラン皇司の相撲のうまさも光りました。
兵庫県出身ということでご当所、
母校の高校がセンバツに出るそうでその試合は明日だとか。
今日は母校から贈られた化粧まわしでの土俵入りでした。
そういえば奈良県出身の大真鶴も今日で勝ち越しましたね。
関西出身の十両力士全員勝ち越しとなりました。

《序二段優勝決定戦》
さてここで幕下以下でまだ優勝力士の決まっていない段の決定戦。
世話人に続いて力士四人が入場、
その先頭に私がテレビで見るのは初めての
静岡県三島市出身の栃飛龍の姿が！
花道を歩き始めるところで気合を入れるためか顔をパンパンとはたいていました。
今日の相手は幕下経験のある克の富士。
怪我で大きく番付を下げてしまった境川部屋の力士です。
立ち合いからさすが幕内経験者という克の富士の相撲でしたが
栃飛龍は土俵際に追い込まれてもがまんして突き落としを決めて優勝！
おめでとう、栃飛龍さん！
表彰式で土俵に上がる時に俵を踏んでしまったようで
ちょっとバランスを崩して場内ちょっとどよめき・・・。
インタビューでも緊張しまくりで「ハイ、ハイ」を連発していました。
昨年の春場所は前相撲で一年で三段目が目標だったそうで
先場所三段目に上がったけれど緊張のあまりまったくだめだったそう。
さらに上を目指してがんばってくださいね。
来年の春場所はどこまで上がっているのかな。
とにかく怪我だけはだめですよー。
静岡県東部（富士川以東）に住むものとしては
栃飛龍さんの序二段優勝はとてもうれしいです。
静岡県出身の関取は片山関も潮丸関も富士川以西ですから。

《三段目決定戦》
こちらは尾車部屋の同い年対決。
両者見ごたえのある相撲の結果大阪箕面市出身の箕應山さんが優勝。
ご当所で優勝おめでとうございます。

《幕内》
朝方の能登地方を襲った大地震の影響か
出島（金沢市出身）と栃乃洋（七尾市出身）が負け越してしまいました。
栃乃洋は大阪場所１２回目で初めての負け越しなんだそうです。

若の里は１１勝、早く三役復帰して欲しいです。
強い兄弟子が上に上がれば稀勢の里も少しは気楽になるのではと。

高見盛が栃煌山に負けて負け越しとは。
昨日子どもの頃から知っているという若の里に負けて
ぼやいていたらしいですけれど。
栃煌山は敢闘賞授賞がすでに決まっていましたが
さらに勝って花を添えた形となりましたね。
今日も一瞬だけひやりとしましたが後は落ち着いていました。
本当に今場所は幕内前半戦を盛り上げてくれました。

潮丸が春日王の得意技小手投げに敗れて６勝９敗。
来場所は幕内に残れるでしょうか・・・。

豊ノ島は今日勝ち越しを決めました。
今場所は番付も上がって先場所ほどは活躍できなかったけれど
勝っても負けても相撲内容は充実していたのではないでしょうか。

豊真将も技能賞授賞に花を添える１１勝目。
相手の時天空は横綱に初日に勝ったけれど負け越しとは。
となると来場所の三役のメンバーはどうなるのでしょう。

琴奨菊は負け越しが決まってから６連勝で
終わってみればそんなに大負けしたわけではなかったのですね。
今日の出島戦は車のラジオで聞いていたのですが
ラジオの相撲中継はテレビとは違う楽しさがあるけれど
運転中だと聞き入ってしまうとかなり危険。

琴光喜が久しぶりの二桁勝利達成。

とここで帰宅してテレビをつけたら「これより三役」、
魁皇が千秋楽勝ち越し。

さて残り二番は優勝にからむ取組だったわけですが
琴欧洲がまったくいいところなく白鵬に負けてがっかり。
初日に負けて千秋楽も負けて・・・。
来場所こそ優勝争いに最後までからんでくださいな。
体調はそんなに悪そうではないけれど何か精神的なものがあるのでしょうか。
突然ブルガリアに帰りますとならないか心配なんですが。

千代大海がまったく相撲をさせてもらえずに負け越し。
横綱の立ち合い変化にはちょっとがっかり。

そして優勝決定戦もいきなり叩き込みで白鵬の優勝決定。
因果応報というかに土俵の上で横綱が苦笑い。
でもちょっとちょっとちょっとーというあっけない幕切れでした。

表彰式の天皇賜杯と内閣総理大臣杯のあと
優勝インタビューがあって白鵬の結婚についても話題が。
そのためか白鵬がインタビューのあと土俵下に残らず
花道を帰ろうとして引き止められるという一幕も。
明日結婚に関する記者会見があるそうですが。

というわけで２連敗スタートで優勝した力士はいないという記録は
止まりませんでした。
それと弓取りの皇牙が力士引退を発表、
弓取りからの引退だけではなかったのですね、お疲れさまでした。

来場所は今場所以上におもしろい相撲をたくさん見られますように。
それにはやはりまずは怪我をしないでくださいね。
今場所も休場とまではならなかったけれど
まったく自分の相撲をとれていない力士がかなりいましたので。
でっかいテーピングの力士が本当に多かった場所でした。
テーピング代もたいへんだろうなあと余計な心配。

それとそろそろ例の八百長疑惑の裁判が始まるのかな。
どうなるのでしょうねえ。