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ヨガナンダジ

わたしは 何度でも

自分の舟を漕いで生死の淵を渡り

天の家から 地上の岸辺に戻りたい。

渇きを訴えて待つ 残された人々を乗せて

玉虫色の喜びにきらめく

オパール色の泉のほとりに運ぶために。


パラマハンサ・ヨガナンダジ 『神の船頭』より


はじめまして。
ヨーガのことや、レイキ、その他ヒーリング、不思議、スピリチュアルなこと、精神関係の本のことなどを書いていきます。

オシャレでも、ホットでもない、(^_^;)ハタ・ヨーガに興味のあるかたはこちらへどうぞ。
プールナ・ヨーガスタジオ

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2006年03月20日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

インドといえば、……牛。


あっちにもこっちにも牛がゴロゴロいます。

白や茶色、たま~に、日本風の黒白のブチ。

軽自動車、いやそれ以上にビッグサイズな方も。


牛といえば、ぼーっと、ワラばっかりもごもご食べているイメージです。

が、その牛のイメージは、柵の中での生活を余儀なくされている牛のイメージだったと、インドで気づきました。


インドに行かれた方はご存知でしょうが……


インドの牛は、


5階建てくらいの、傾斜角度のきっつい階段を、

悠然とのぼります。


「3段先をゆく、この巨大牛が今、足を踏み外したら、

わたしの運命は…」

(°_°;)ハラハラ(; °_°)

なんて考えると、インドの熱風もたちまち冷風にはやがわり。


また、インドの牛は、


細長いつり橋もわたります。


わたりきらず、ガンジズ川を見下ろして、

途中で休んでいたりしていると、

ひたすら……邪魔で迷惑です。(^_^;)


かつて、

通りで友人と立ち話をしていると、ふいに腎臓うらに激しい痛みが。

振り返ってみると、1頭のオス牛が、

かい~の、かい~の!!

と、頭を上下させて、わたしの身体を
ツノ研ぎにしているではありませんか。

ヽ(  ̄д ̄;)ノ

3日ほど、わき腹のアオあざが消えませんでした。


以来、ちょっと牛さんに警戒をしているわたしとしては、

つり橋の途中にその巨体をみると、


頭側をいこうか、

(ツノでつつかれるかも……)

足側をいこうか、

(蹴られるかも……)←馬に蹴られたことがあるため。

なんて、ガンジズ側を眼下に、悩んだこともしばしば。

高尚な悩みで……(^_^;)



そして、この牛さんたち、

意外と……演技が達者です。


野菜はスーパーではなく、野菜市場で買うのが、インドでは
まだ一般的です。

細い路地の両側に、色とりどりの旬の野菜が

所狭しと並べられています。


ひと二人が並んで歩けばぶつかるくらい、そんな細い路地で、

のんきそうにトロトロと1頭の牛が歩いています。


まぶたも半分閉じて、ねむそ~。


が、次の瞬間、閃光のようなすばやさで、

その太い首を直角にガクッと曲げて、

棚の上に並べてあった、ホウレン草の束をわしづかみ、

いえ、わしぐわえしたではないですか。


\(°o°;)/    なんというハヤワザ!


だら~っと、おしゃべりしていた野菜売りのあるじもこの盗牛に気づき、

「コラッ~~!」

と、牛さんのおしりをぴしゃりとほうきで叩くも後の祭り。


「痛くもかゆくもないざんす、今どきはやっぱりホウレン草よね」

なんて感じで、ひと束ムシャムシャとひとまず胃に納め、

そのご、じっくり反芻しているご様子。

便利な胃腸でうらやましい。



「う~~ん、こずるい。……いや、かしこい」

と、わたしはいたく感じいってしまいました。

のちに、何度も同じような光景を目に。



こういう野良牛も、生まれたときからノラであったわけでは

ないらしいのです。

牡牛でしたら、荷車を引いたり、畑を耕したりの労働を若い頃にしていたでしょうし、牝牛でしたら、子牛を生んで、お乳をだしたりして。

で、つかいもの(人間にとって…)にならなくなると、その辺に放されて、ノラ牛になるのです。

ノラっぽいけど、ちゃんとまだ飼い主がいるらしい牛もいて、まぎらわしいすが……。


繋がれて柵の中で飼われていたときは、ごはんの心配もなかったでしょうから、エサを求めて(?)階段をのぼったり、橋をわたったり、市場に行ったり、などという智慧や行動力はなかった、というか必要なかったのでしょうね。




インドでは、人生を4期に分けて生きるという教えがあります。


最初が学生期(がくしょうき)。目安~20歳

生まれてから一人前になるためにいろいろ学ぶ期間。


次が家住期(かじゅうき)。目安~40歳

結婚をしたり、社会的な活動をする期間。


次が林住期(りんじゅうき)。目安~60歳

子供に財や家業などをゆずり、人生を振りかえって、
修行をする期間。


最後が遊行期(ゆぎょうき)。目安60歳~

いっさいを捨て、旅立ちにむけて、放浪と巡礼の旅にでる期間。



ノラ牛さんたち、


野犬に襲われる危険なんかもあるかもしれません。

でたくて柵から出たのではないかもしれません。


それでも、柵からでた牛さんたちには、

遊行期の行者にも似た、智のきらめきが、

その半眼から、ふと感じられる瞬間があります。(^v^)



手にしているホットココアがおいしくて、つい牛さん賛美を…(^_^;)
春ですね~。





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最終更新日  2006年03月20日 12時43分26秒
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