日本妖怪大辞典
水木しげる氏が絵を手がけた日本妖怪大事典を買いました。その妖怪画の数641点、総項目数1592点の大事典です。大抵の本にのっている、はじめとかあとがきだとか、何でこの本ができたとかおまけとかがまったくありません。表紙開いていきなり「あ」アイヌカイセイとアイヌの妖怪から紹介されていきます。完全な本当の事典です。まずどこの地方の伝承か、何の文献のっていたかと細かく紹介されていて、地方の民話や風習などもその妖怪の紹介の中から読み取れ大変興味深く面白いです。子供のころよく妖怪の本を読んで、トイレに出る妖怪だとかを怖がったのが懐かしいです。うちの下の子がなんだか知らないけど妖怪が好きで、ちょっと前にも、今はあんどんなんてないけれど行灯をなめる妖怪は今はどこの油なめに出てくるのかね?なんてことを言っていたので、昔の道具や生活を知ったり、ものや自然の大切さを学ばせたりするのにも役立つかなと思い、自分も興味あった本なのでちょっと高いけど購入しましたどちらかというと大人向けですけど、水木しげる氏の有名な絵が沢山出ているので子供でも楽しめる・・楽しめるか怖がるかはわかりませんが普通の百科事典だけでなくちょっとかわったこんな事典もいいと思います