19時過ぎ「サンライズ出雲」は出雲駅を出発する。
最高時速130kmのこの列車はあっという間に加速し山陰本線から伯備線へと向かう。
電車といえば音が気になるところだが、実に静かだ。これなら、誰でも安眠できる。
寝台はほとんどが個室化されている。住宅メーカーと共同設計しただけのことはあり、実に快適な車内空間が作り出されている。
グッドデザイン賞を受賞しているほか、ブルネル賞(世界の鉄道で優れたデザインに送られる賞)の奨励賞も受賞している。
A寝台個室(シングルデラックス)には液晶テレビがついており、衛星放送3チャンネルを見ることができる。ベッドに寝ころぶと天井に少しかかるように設計された窓から夜空を眺めることもできる。
車掌から渡されるサービスセットの袋にはサンライズエクスプレスのロゴが入っており、その中には、歯ブラシや石鹸、シャンプーなどが入っている。
この袋を持ちシャワー室を使うとよい。シングルデラックス乗車の客はシャワー室を無料で使える。
シャワーを浴びたら部屋でのんびりと過ごそう、この部屋には色々な設備が整っているのでホテルでくつろぐ感覚で列車の旅を楽しむことができる。急カーブが連続する伯備線でも乗り心地は実によい。
10時半頃岡山駅に到着する。ここで、「サンライズ瀬戸」と併結する。東海道本線は「出雲と瀬戸」が連結されたまま走るのだ。夜行列車離れの著しい現在ではこの方法が最も効率が良いのだろう。
さあそろそろ眠りにつこう。東京へは7時過ぎに到着だ。
※のびのび座席
この座席は席があるわけではなく、カーペット敷のスペースだ。平らなので自由に横になれる。そのまま寝てもよい。寝台料金が必要ないのでお得で便利です。