凍った 日本の空
日本列島に記録的な初雪
寒い日は良く山岳小説を読んで過ごす
以下 故郷の諏訪出身で検索して見た
今日の読みました。(その5)『信濃毎日新聞』2016/1/26
【斜面】
諏訪市出身の作家新田次郎は厳格な父にしつけられた。子どものころ面白半分で火事の焼け跡から焦げた木片を拾って帰ると烈火のごとく怒られた。「火事場からはどんなものも持ってきてはいけない」。すぐに元の場所へ返しに行かされた
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角間新田の生家からは暗く長い坂道だ。「泥棒のなかでも火事場泥棒ほど恥ずかしいものはない」という父の教えが身に染みたことだろう。次男の数学者藤原正彦さんが「この国のけじめ」に書いている。藤原さんも「卑怯(ひきょう)を憎む心」を父からたたき込まれた
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これも「業界ぐるみの火事場泥棒」と言われても仕方あるまい。東日本大震災で壊れた高速道の復旧に絡む談合疑惑である。12件の工事を分け合い、予定価格に近い高値で落札した。事業費の大部分は国の復興予算で賄われている
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「早期復興」の大義があれば談合は問題にならない、と言いたげな大胆さ。各社のアスファルト工場に近い区間を割り振り、もうけを得やすくする工夫もした。復興増税に協力した国民、何よりも被災者に対する背信だ。見逃した発注側の甘さも問われよう
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「こんなときこそ」と多くの人が被災地支援に乗り出す陰で「こんなときだから」ともうけに走る厚顔さ。当時の霞が関にも、潤沢な復興予算に便乗し庁舎改修や反捕鯨団体対策に流用する恥知らずがいた。火事場泥棒の罪深さを心にとめておきたい。
出身が諏訪の偉人には 意外な人が、、、、、、。
引用
諏訪市出身で、1964年東京オリンピックのファンファーレを作曲した今井光也さんがお亡くなりになりました。91歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
2020年東京オリンピックでもこのファンファーレと東京オリンピックマーチが演奏されることを望みます。
湖池屋ポテチの創業者
岩波文庫の創業者
松尾芭蕉のお付きをしてその生涯を支えた人