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今日も何かあたらしいこと

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2008年09月22日
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「篤姫~姑の心嫁の心」を見て、家茂の上洛を嫌がる和宮を「夫が遠くに単身赴任するのに、

それを勧めた姑を恨むわがままで幼い若妻」みたいに思ってしまった、わたしを許してね。

深窓のお姫様だから、大局には立てず、夫をつなぎとめることしか考えていないんだ、

なんて、「身は武蔵野の露と消ゆとも」とまで覚悟を詠んだあなたに、失礼な解釈でしたショック


兄である天皇も、母親も、和宮が嫁した使命は、家茂に攘夷を実行させることだと言う。

なのに家茂は、攘夷はできないことを天皇に直接会って説くという。

これでは、将軍と朝廷の間に深い溝ができ、自分の立場がなくなるどころか、

一触即発の事態をもまねきかねず、夫が無事に帰れる保障もない。

そのことを誰よりも知っているのが、和宮なのですね。

なのに、家茂に上洛をすすめた上、なんだか晴れがましいような雰囲気で送り出す篤姫雫

嫁と姑の確執だけではない、政治的な背景があっての、和宮の抵抗だったのですね。


それにしても、活発な篤姫には友達も多く、心を許せる侍女もいて、いつも胸の内を語るのに、

内向的な和宮は、母親にも本心を言う事ができず、頼れるのは夫だけ。

そしてたまに口を開くと、篤姫に対して「嫌じゃ!」と、衝撃発言してしまう目

二人の性格もまた、真反対なのですよね…

 羽生雅 『武蔵野の露と消ゆとも―皇女和宮と将軍家茂―』









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Last updated  2008年09月22日 23時02分08秒
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