カテゴリ:テレビドラマの部屋
ドラマ「不毛地帯」第六話、中東戦争をめぐって、会社内部と対立し軋轢を生みながらも、
独自のビジネスを展開し、ついにはライバルに勝ち抜いて出世していく唐沢寿明さん。 海の向こうで起こる戦争は、商社にとってのビジネスチャンスでもあり、彼はそれを逃さない。 その一方で、どんなに出世しても、社長の誘いを断ってでも、シベリア抑留者の会のために、 地道に活動することをやめない彼の姿は、戦後の日本人の抱えた矛盾そのものなのかもしれない。 清濁あわせ飲みすぎる主人公に、このドラマをどう捉えていいのかよくわからなかったけど、 どんなに社会的に成功しても、心はシベリアにまだあってじっと立ち尽くす唐沢さんの悲劇が、 少しずつ見えてきたような気がします。 「不毛地帯」公式ガイドブック(上巻) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年11月20日 00時32分33秒
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