２００６年の読了本（2月）

2006年の読了本

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*2月*

★「私の優しくない先輩」日日日（碧天舎）（2006.2.2読了）

西表耶麻子は、南愛冶くんのことが大大大好きなのだ。そんな内容の手紙をそっとポケットに忍ばせつつ、いつも彼には渡せない。しかもヤマコは体が弱い。いつ死んでしまうかわからないほどの虚弱さだ。そんなヤマコは大嫌いな先輩と体育の授業をしなければならない。不破風和っていう名前なんだ。何だか名前だけみるとみんなふざけているみたいだが。話はいたって大真面目で。大体、人の感想を見ると「西尾維新的」という意見が多い。私も一番最初の「ちーちゃんは・・・」を読んだときはそう思った。でもこれは王道のラブストーリーといっていいだろうって感じだ。キャラもいいが、話がしっかりしているのでナオいい！って感じだ。ラノベで活躍しているらしいまだ若き著者。これからも期待大いに大なのだ。碧天舎恋愛小説コンテストラブストーリー大賞受賞作。

★「ひさしぶりの引越し」高橋みどり（メディアファクトリー）（2006.2.12読了）

高橋さんの引越しは１０年ぶり。引越しと自分らしい生活の日々を綴った一冊。我が家の引越しは大変だった。・・・ことを思い出したよ。夫はほぼ単身赴任中で使えないちび息子を抱え、一人でダンボールにせっせと荷物を詰める。これでもか？というように沸いてくるものたち。一体どこから？で、新居にたどり着き、大分捨てたはずなのに・・・この荷物の山。あれから半年は過ぎているのにまだ一部分片付いていない。もはや永遠にこのままか？と思えるほどに気力も体力もなく。家族がいるとどうしてもそちらを優先してしまうので自分までたどり着かない。高橋さんはこの引越しを機に欲しかった仕事机を得たそうで。自分の好きなものに囲まれて、好きなように暮らしたい。誰もが憧れるのではないかな～

★「吉沢深雪のやっぱり手作り雑貨と暮らしたい！」吉沢深雪（ＰＨＰ研究所）（2006.2.15読了）

ほんの少しの手作りで毎日を楽しくしよう！をコンセプトにちょっとした隙間時間でできる手作り雑貨を紹介。カセットテープのケースをドールハウスにするアイデアは脱帽ものでしたよ。他にもリメイク小物など生活が潤うヒントが満載です。吉沢さんの可愛いイラストで紹介されているので見ているだけでも楽しいです。