公開前に何度か放送された特番やNHK「その時歴史は動いた」を観たり、もう観た人が買ってきたパンフを見せてもらったりして予習ばかりしていましたが、やっと観ることができました!もちろん大和ミュージアムやロケセットにも行きましたよ。写真は尾道市にあるロケセットです。12月に行ったのですが、かなりボロボロになってました。やっぱり雨風にさらされているので仕方ないですよね・・・。もったいない。
観終わってから時間も経ってますが今も目頭が熱いですよ~・・・久々に映画館で泣きました。周りが泣いているので遠慮なく。目が痛いくらいに!
戦闘シーンのメイキングを観たときに「メイキングでもこんなに怖いのにこれが映像になったらものすごく怖い!」とびびってましたが、そんなでもなかったので良かったです。タイタニックのほうが怖かったくらいです。戦闘シーンよりも何よりも一人ひとりの人間ドラマがきちんと描かれていて、泣きました。私はまだ母親ではないけれど、息子を送り出す母親の気持ちを想うと涙が止まりませんでした。これを書いている今も思い出して泣きそうです・・・。おはぎのシーンとか・・・(TT)田んぼで土下座するシーンとか・・・(TT)一緒に観た友人は鈴木京香が「船を出してください!」とお願いするシーンでもう泣いてましたが。
公式HPのブログにも掲載してありましたが、エンディングに流れていた映像はおそらく本編カットされたシーンなんでしょうね、きっと。ああ、もったいない!もっと大和の日常風景を観たかったなぁ~。日常風景が平和であるがためにより悲劇が強調されるんでしょうけれど・・・。エンディングも良かったです。ただ文字が流れるだけでなく映像と一緒に流れるので、長渕剛の歌声と映像にまたもや泣かされましたよ。歌詞はあまりよくわかりませんがいい歌です。
昔「連合艦隊」という映画をTVで放送していたときに観たことがあるのですが、それとはまた違ったアプローチの仕方をしていてまったく別の映画になっていたので楽しめました。出演者の方々もインタビューでおっしゃってましたが、本当に10代20代の当時の大和乗組員と同世代の方々に観てほしい映画だと思います。60年前の出来事を風化させずに私たちが後世に伝えていかないと!と現代の情勢に危機感を持ちました。