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カテゴリ:観劇記録♪
演劇集団キャラメルボックス「あしたあなたあいたい」
―2007年12月、布川輝良(ぬのかわあきら)は5年前へ飛ぶ 5年前に取り壊された、朝日楼旅館をその目で見るために― 18日の21:00の回を観ました。 ビデオ撮影の日だったのと平日の夜公演だったからか、イマイチ客のノリが良くなかったような気がしました。物語はとても良かったんですけどね~。舞台って生きものなのだなぁとあらためて感じました。 ↓以下ネタバレです 今回の主役は布川輝良。 所属するPフレックの開発したクロノス・ジョウンターの人体実験で5年前にタイムスリップ。彼の目的は5年前に解体された無名の建築家が設計した朝日楼旅館の写真を撮ること。 家族もいない、友達もいない真面目な彼が人体実験に選ばれたのは、彼が突然居なくなっても悲しむ人が誰もいないこと。冒頭部分でかなり悲しい彼の状況が描かれます。が、物語はさくさくっと進んでいきますケド・・・。仕事一筋で友達も居ないって・・・悲しすぎる タイムスリップした先はとあるゴミ置き場。 ゴミの中で寝ていると前回の「クロノス」にも登場した枢月圭が通りかかり彼に声をかけます。 そしてお互いに一目ぼれ あ、有り得ない・・・圭ちゃんは婚約者もいるのに、見ず知らずのゴミ置き場で寝ていた男性に恋に落ちるなんて、しかも大富豪な婚約者を捨てて・・・ しかし布川輝良には過去に留まっている時間はあまり残されてはいなかった。 一定時間を過ぎると元の時代以上、さらに先の未来へ弾き飛ばされてしまう。それを聞いた圭は一緒に行きたいと懇願するが、願いむなしく彼は未来へ飛ばされます。元々家族も友達も居ないからとはいえ、仕事もなく家もない世界でこの先どうやって暮らしていくのか・・・考えるだけでも恐ろしいっ 数十年先の未来へ飛ばされた布川は圭との思い出の喫茶店で、圭と再会しかも圭は出会った時と変わらない姿で・・・。 圭はPフレックへ行きクロノスを使って布川が飛ばされる時代へタイムスリップして追いかけてきたのだったっ すごい・・・恋の力って・・・ でもこれってやっぱり圭が若いからだと思う。若いと恋に一直線になれると思います・・・。 まぁ前回の「クロノス」と違って最後はハッピーエンドだったのでよかったかなぁ。そういえば前回のヒロイン、来美子が登場、吹原の事が好きだったことが判明。今更~なんか吹原だけ不幸じゃ~んって思ってしまったけど、彼は彼なりに幸せな結末なんですよね、きっと・・・。 原作にない展開としては、圭の家族と近所の探偵が登場。 う~ん・・・特に探偵についてはコメントの仕様がない(笑)畑中さん好きなのにな~今回の役は私好みではなかったかも~ ブログランキング にほんブログ村 人気blogランキング ↑よろしければクリックしてくださいね♪ 新編クロノス・ジョウンターの伝説 著者:梶尾真治 出版社:朝日ソノラマ サイズ:単行本/337p 発行年月:2005年07月 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.20 02:29:48
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