アイドル楽曲大賞さん 2012 「楽曲部門」
http://www.esrp2.jp/ima/2012/result/song.html
※主催者様へ:勝手に分析してごめんなさい
どうしても名曲ってのは増幅されて、グループの状況や思い入れを抜きにしては語れない。
逆にそういう思い入れがあるからこそアイドルを見ていて楽しいんだと思います。
PS4Uは名作ですが、今年解散のトマパイが上位を占めるのも致し方なしかも。
そんな正確な順位は別として、今年はこんな曲があって、あれがよかった、これがよかったよね、と思い出す素材としては最高のリストだと思ってます。
ほら、どうしても忘れちゃうじゃないですか。それを備忘録して頂くには最高のリストですよ。
3位のエビ中も納得。
自分は「大人はわかってくれない」が3Bの歴史に残るほど名作だと思ってますが、ロックリーのタイミングで出た他の楽曲を含め、今年のエビワークスはいつにも増してよいもの揃い、捨て曲なしな豊作だったと思います。
去年、鼓動の秘密で1位、3位LA、8位Liarと上位を占めた女子流も
http://www.esrp2.jp/hpma/2011/result/idol.html
今年は上位入賞曲がなく、
20位 Bad Flower
21位 Regret.
40位 LolitA
この順番はとてもよく今年を表してる。
2011年に楽曲好きの本格派としてアイドル界を制覇した感の女子流が、期待値が膨らんでそんじょそこらの曲じゃ満足できなくなってきた。
2011年は女子流だけの楽曲大賞を考えるのも楽しかったもの。。
http://plaza.rakuten.co.jp/possitoki/diary/201201100001/
そこで路線を変えたロリータや悪の華が出て「あれれ...」と感じた今年後半でしたよね。
自分も今年で一番好きなのはRegret.。これがシングルカット及びシングルのどのバージョンにも追加されなかったのがとても残念でした。
アンビエントに始まるイントロ、めいてぃんのソロで切なく始まる序盤、中盤からの明るいサビ、Cメロのオクターブ歌唱、土方さんの気持ちいいカッティング、全体的なドラマチックな構成。。 みんな大好き女子流ファンクソウル歌謡のエッセンスが詰まってて、これが女子流!と理解しやすい曲でした。
(だからってずっとこういう曲やってろと言ってるわけじゃないです。あくまで僕の好み)
ももクロが
31位 DNA
40位 猛烈
ってのも納得。
別にここに投票する人が、売れてるものに投票しないひねくれ者だからというわけじゃないでしょう。自分も今年あえてももクロの楽曲大賞を言うならLOST CHILDです。
逆にももクロがエビ中ワークスのような曲を出してたら、今のももクロ人気は曲の面白さと伴ってさらに爆発的に人気が出たかも。
UFIやももクロオールスターズで面白い曲があるのに、シングルカット曲はぱっとしないものが多い。これが超メジャーの苦しみなんすかね。労働讃歌を作ったプロデューサーさんが関わってるとはとても思えない。
きっといろんな方面からああしろこうしろというチャチャが入ると平凡なものになってしまうのか。ここまで人気者になると楽曲クリエーションが戦うのは別の方面なのかもしれません。
そういや現場でどなたか仰ってました。
今や3Bもavexもプラチナムもレプロも、、みーんなヲタ界隈があってなんとなく堅苦しい。
そこでどこの界隈にも属さないおはガールに自由を感じて、曲の良さも手伝って行きやすい現場になりつつある。
実際こいしょはいい曲だし、彼女達のステージはかっこいいし、接触もきちんとしてくれる。
なんかこの辺が来年のアイドル現場を占うヒントになりそう。
さ学 FRIENDSは2011年からライブで歌われてたので今年の歌ってのもなんか不思議です。でもそんな卒業生の思いを置いといてもこの曲はいい曲。
TIFのスマイルガーデン、!!!+女子流+さ学のコラボステージで、朝日が「この曲めっちゃいい!!」と感動してたのを思い出す。
さて、2013年への個人的な楽曲面への期待は、そろそろ4つ打ち至上主義からの脱却。
それが何かは分かりませんがエレクトロな4つ打ちにそろそろ飽きてくる紳士、淑女も多いはず。
新しいものを出せばまず最初に「なんだこれ?」と言われるはず。
でもその次をプレゼンできる勇気ある運営さんが大きな気持ちでヲタさんに評価される来年に期待してます。
開催前にいろいろ叩かれることがあって大変そうだなと感じてましたが、どんな形であれ今年1年を「勇気をもって」総括する行動には拍手を送ります。お疲れ様でした。