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テーマ:英語のお勉強日記(7850)
カテゴリ:英語表現
5月4日の日記「私流翻訳 日本語から英語は発想の転換で」について、貴重なコメントを皆さんからいただきまして、大変ありがとうございました。
今日は、Lavender Jadeさんから紹介していただきました、catch-22 situationという表現の由来などをまとめてみます。 ********************************* 実は、catch-22 situationという表現自体を知らなかったので、少しばかり調べてみました。 意味は「どうにもならない状況」で、「あることをしようと思うのだけれど、矛盾する理不尽な規則などにとらわれて実現できない状態」をいうのだそうです。 由来は、Joseph Heller著作のCatch 22(1961年)という小説からきています。映画化もされている、ベストセラーだそうです。 主人公は、自分から精神疾患を患っているから、除隊してほしいと申し出るのですが、上官からcatch-22を持ち出され、除隊を認められないと言われます。 catch-22とは、アメリカの空軍の軍務規則のことで、「精神疾患者は兵役を免除するが、自分で精神疾患者と申し出る者は本当の精神疾患者ではなく、正常なので、除隊しない」というもので、「どうしようもないジレンマの状態」や「不条理な規則に縛られ、どうにもならない状態」「解決できない、板ばさみ状態」の象徴として使われているのだそうです。 アメリカの口語表現で、よく使われるものらしいのですが、私は知りませんでした。^^;これを機会に調べてみて、大変勉強になりました。 Lavender Jadeさん、紹介してくださって、本当にありがとうございます♪ (何しろ、英辞郎にも、リーダースにも載っていなかった表現でした。^^) 今の私の状況は、catch-22までいかない(と信じたい)ですが、かなり近いものがありますね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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