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2005年10月30日
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カテゴリ:DJミキサーコラム
前回の続きです。もう一度回路を見直して、それぞれのDJミキサーでの
エフェクトのかかり方の違いをみてみましょう。

Pioneer DJM-707

SEND→エフェクター→RETURNへ音声信号の道が丸ごと切り替わる。

DJM-707の場合、CH1のSENDボタンを押すとCH1に入力された音に丸ごとエフェクトがかかった音が出力されます。



Vestax PMC-05proIII

メインの音声信号の道に、SEND→エフェクター→RETURNを通った音声信号が加わる。

PMC-05proIIIの場合、CH1のSENDボタンを押すとCH1の原音とエフェクトがかかった音が混ざって出力されます。


それぞれのDJミキサーでエフェクトをかけて、聞え方の違いはこのようになります。

●フィルター(KORG KP2のプリセット00番を使用)をかける

DJM-707の場合↓こちらをクリックしてください
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dj/pdj_blog/707_fx2.MP3


PMC-05proIIIの場合↓こちらをクリックしてください
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dj/pdj_blog/05pro_fx2.MP3
原音が混ざっているので、フィルターの効果が薄いですね。



●リバーブ(KORG KP2のプリセット39番を使用)をかける

DJM-707の場合↓こちらをクリックしてください
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dj/pdj_blog/707_fx1.MP3
リバーブがかかった音だけなので音の輪郭がぼやけ遠くから聞えます。


PMC-05proIIIの場合↓こちらをクリックしてください
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dj/pdj_blog/05pro_fx1.MP3
原音が混ざっているので音の輪郭がしっかりしていて、リバーブ音(残響音)も聞える


どうでしょうか、違いがわかりましたか?

どちらのタイプが悪いというわけではありませんので、このような違いがあるということがお分かりになれば、機材選びのときに役立つのではないでしょうか。


実はDJM-707でも原音も混ぜた状態でエフェクトをかけることもできます。

エフェクターの仕様にもよりますが、ほとんどのエフェクターには、原音とエフェクト音をどれだけ混ぜるかをコントロールするツマミがついています。

Pioneer EFX-500


KORG KP2



どちらのエフェクターもツマミを一番左側にするとエフェクトON状態でもエフェクトはかからず原音のまま。
右に回すほどエフェクト成分が増えていき、一番右にしたときエフェクト音のみとなります。

このことから、DJM-707タイプのSEND RETURN回路の方が幅広いエフェクトに対応してますね。





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最終更新日  2005年10月30日 19時05分17秒
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