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カテゴリ:エフェクターコラム
ずいぶん機材コラムのコーナーにブランクができてしまいましたので早く進めたいと思います(^-^;
エフェクター搭載のDJミキサーはまだ他にもありますが、今回で一区切りです。 おそらく今月末あたりにはKORGからエフェクター搭載のDJミキサーKMシリーズが 発売されることと思いますが、発売後それらのレビューを行います(^_^) さて、今回ご紹介するエフェクター搭載のDJミキサーはロングセラーのオールジャンル対応DJミキサーECLER NUO5です。 ECLER NUO5 ECLER NUOシリーズの中で一番初めに発売された機種ですね。 NUO5のエフェクトは以下の12種類 ・L.F.O Filter ・Low Pass Filter ・High Pass Filter ・Delay ・Reverb ・Flanger ・Phaser ・Vocoder ・Pitch Shifter ・Echo Reverb ・Filtered Echo ・Flanger Echo 奇をてらったタイプのエフェクトは少ないものの、DJミックスの際 重宝する空間系、フィルター系が中心です。 ↓こちらがエフェクトコントロールセクションです。 Delayなどエフェクトの一部はビートにあわせたパラメーターに設定できるようになっており、曲のBPMはPeramaterノブを上から3回以上タップした間隔でBPMを算出します。 NUO5のエフェクターとフェーダーへの音声信号の流れはこのようになっております。 縦フェーダーの前にエフェクターが通るようになっているので、Delayなどのエフェクトをかけて縦フェーダーやクロスフェーダーで音を切ると、余韻まで切れてしまいますので注意してください。 毎回登場してますが、もう一度確認! ↓プレフェーダー仕様の音の信号の流れの図 エフェクトは施したいチャンネルの上の、FX SENDを押し、FX LAUNCHというボタンを押して処理をしますが、DRY/WETフェーダーがDRY側になっている場合はエフェクトがかかりません。 このDRY/WETフェーダーは原音とエフェクト音の音量を調節する際に使用します。 さらに興味深い機能としてはなんと、ECLER NUO5にはUSB端子が搭載されているんです。 ↓ このUSB端子を使用してPCと接続することによって、エフェクトのパラメーターをさらに細かく設定することができます。ちなみにオーディオインターフェイス機能やMIDIコントローラー機能として使用できるわけではないのでご注意を! ※設定できるパラメーターの種類、数はエフェクトによって異なります。 NUO5や、前回ご紹介したNumark DXM06など、エフェクターがプリフェーダー仕様のものですと、ディレイやリバーブなどを使用する場合、フェーダーを切ると残響音まで消えてしまいますが、うまく残響音を残す方法があるんです!w( ̄o ̄)w バックスピンにエコーをかけて残響音を残し、次の曲へ繋ぐ場合は、エフェクターの手前で音声信号を切ってあげれば残響音を残すことができます。 例えば、現在使用しているのがターンテーブルだったらインプットセレクトスイッチでLINE側に切り替えてPhonoから入力されている信号を遮断させたり。。。。 ターンテーブルの電源を落としたり、手でとめたり、CDJなら、一時停止を押して音声を遮断させたりすれば対応できますね。 それでは次回はDJプレイでエフェクターを効率よく使用できるための便利なアイテムについてご紹介いたします!(^ー^)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月06日 18時41分22秒
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