テーマ:ヨーロッパ旅行(4157)
カテゴリ:東欧
そもそも皇帝フランツ.ヨーゼフはエリザベートの姉、ヘレーネとお見合したのに妹が見初められ、結婚した。 姉の胸中は・・ フランツ.ヨーゼフとの結婚は幸せだったろうか。 堅苦しい宮廷生活、干渉過多の姑、子供たちは自分で育てられず、なつかない。 エリザベートとの結婚は、幸せだったろうか。 もっと宮廷に馴染める女性を選んでいたら、皇帝の苦悩は少し減っていたかもしれない。 172cm 50kg ウエスト50cm.(ダイアナ元妃くらいか) それで50kgならがりがり。 ウエスト50cmをkeepするためのトレイニングルーム。 写真奥にあるのが、妙なエクササイズ器具。 一年のうち数日もウィーンにはいなかったのだから、何度使われたのか。 美しくなれるからと言って、私は牛肉のしぼり汁なんて飲めない。 髪のセットは2時間を要し、洗髪は生卵で1日かけて行なう。 自分ではしないだろうが、御付の者たちは大変だったことだろう。 エリザベート(sissi)は一所にいられない。 死ぬまで「旅」を続けた。御付の者たちは、家族とも会えない。 日に5時間も「散歩」に出る。それは散歩ではなく競歩だったらしい。 でも一人で行かせられるわけがない。 日本では「美の追求者」「近代的女性」とされているが、海外文献では責務を放棄し、我儘を通し、フランツヨーゼフに苦しめ、狂気をおびた皇后とされていることが多い。 sissiはノイシュヴァンシュタイン城のルードヴィヒ2世の従姉妹。 二人とも精神病であったと言う説、あまりに勝手に振舞うので世間体で精神病としたと言う説がある。 ナポレオン皇妃ウージェニー、イギリス王妃アレクサンドラとお互いに「美しい」と言う噂を聞き、対抗意識を燃やしていたあたりは、ご愛嬌か。 sissiがすごいのは若い時の肖像しか意図的に残さなかったこと。 年取ってからは常に扇で顔を隠し、絶対に人には見せなかったそうだ。 公人であるのに、そんなんでいいの? 60歳没なのに20代の肖像しか残してないのは天晴れとも言うべきか。 「写真撮らなかったら、葬式の時若いの出せるねん」もあながち間違ってないかも。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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