テーマ:ヨーロッパ旅行(4157)
カテゴリ:ロシア
レンブラントは好きな画家の一人。 光と影の魔術師で肖像画なんかは、今、まさに動き出すのではないかと言うくらいリアルなのがいい。 特に中世独特の真っ白な襟を描かせたら天下一品だ。 エルミタージュにあるレンブラントは暗めのレンブラントの作品の中でも更に暗い、ちょっと重苦しい系統のコレクション。 ★放蕩息子の帰還★ 財産分与の後、跪いている弟は散在を繰り返し、豚の世話係をしながら豚の餌で飢えを凌がなければならない程になり、父の元へ戻った。 (聖書のルカ福音書の「放蕩息子」からの題材) レンブラントは粉屋さんの息子として生まれ、若くして画家として成功し、冨を得たものの、浪費癖がひどく、莫大な借金を抱え、最後には共同墓地に埋葬された。 この弟と自らを重ねていたようだ。 レンブラントは色盲だったという説もある。 ★ルーペンス 「バッカス」★ いくらバッカスだからってこんな描き方いいのか・・・ このぶよぶよ感すごすぎ・・・・ ルーベンスの描く天使はとても可愛いけど、「裸婦」はルノワール同様すごいことになっている。 ふくよかさが美の象徴なのだな・・・ ルーベンスと言えば、私的には「フランダースの犬」なんだけれど、地元ベルギーでは「フランダースの犬」は全くと言って良いほど知られていない。 感動の名作なのだ、涙なくして読めないのだとヘドウィッグに話したら、子供の為の物語がそんな悲惨な結末なんてヨーロッパでは考えられない、おじいさんが亡くなった後、まわりの人々がネロを援助しないのも不自然だし、ベルギー人は鬼ではないと偉くご立腹だった。 ★ヴァン ダイク★ ★エル グレコ Peter & Paul★ エル グレコは8頭身の人物を描くのでルーベンスやルノワールの後に見ると、未来人間みたい。 ★ルノワール★ ★マグダラのマリア★ やっぱりダヴィンチコードを思い出してしまう・・・
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