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自転車で走行中の男性が、転倒して頭部をトラックに踏みつけられながらも、ほぼ無傷で済むという事件があった。男性の命を救ったのは、ひしゃげた黒いヘルメットだった。
この男性は、シアトル出身の大学院生ライアン・リプスコームさん(26)。11日午後に自転車に乗っていて、前方の交差点でトラックがリプスコームさんに向かって右折しようとしているのに気がついた。リプスコームさんは急ブレーキをかけたが止まり切れず、路上で転倒。直後に、頭部がトラックのタイヤの下敷きになった。 「タイヤが迫って来るのは見えなかったが、頭が踏みつけられるのは感じた」とリプスコームさん。地元紙に「頭がトラックにひかれるのは、とても変な感じだった」などと語った。 脳しんとうを起こしたリプスコームさんは、すぐに病院に運ばれたが、目立ったけがはなく3時間ほどで解放された。リプスコームさんは15日、AP通信の取材に対し、頭と首に痛みが残ってるとしたものの、「あの状況を考えれば、これ以上ましな状態はない」と話した。 警察はひき逃げ事件として捜査している。リプスコームさんは「試験が終われば新しいヘルメットを買ってまた自転車に乗りたい」と話している。 ぐしゃぐしゃになったヘルメットを手にするライアン・リプスコームさん 2007.05.16 Web posted at: 12:19 JST - AP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2007 01:04:28 AM
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