帯状疱疹後神経痛と生きていこう

　今日、出勤する途中に、四条河原町のど真ん中で、交差点を渡りきれないで立ち止まっておられる、白い杖を持った視覚障害者の方を目撃しました・・・

　自分は、その方が渡ろうとしていた反対方向にすでに渡りきり、歩行者信号も赤の状態でしたが、その方から距離的には近かった歩道側の大勢の人たち（修学旅行中の中学生たちもいました）は、赤信号になった交差点のど真ん中に取り残されたその方をただ見てるだけで、誰も
サポートする様子がなかったので・・・

　仕方なく、歩行者信号が赤になっているのに、その方のそばに近づいて「信号が赤になっているのでサポートしましょうか？」

　と、声をかけたら・・・

　「ここは、木屋町でしょ！」と、怒鳴りつけるだけで、道路の真ん中にいて危ないので手を差し伸べたら、「さわらないで！」と、叫びながら、白杖で何度も足を叩かれてしまうことに・・・

　勇気を出してやったことに対してそんな風にされたら、誰でも嫌な気分になりますが、怒りたくなる気持ちを抑えて、とりあえず、歩道にまでは絶対に誘導しよう！と思って、怒鳴られて白杖で叩かれながらも、誘導しきりましたが・・・

　テレビのCMやユニバーサル講習会などでは、「白杖を持った人にあなたの手を差し伸べて・・・」なんて、きれいごとが言われていますが、実際には、勇気を出して善意で行ったことに対して、気分のいい反応が帰ってくるのは希ですよ・・・

　今度、そう言う講習会があれば、重複障害を抱えた方への対処法など質問してみたいです・・・

　腹立ててほっておかなかっただけでも良しとしておきます・・・