熟成させたチーズ
熟成させたタイプのチーズには、白カビ、青カビ、ウォッシュ、シェーブル、セミハード(半硬質)、ハードの6種類があります。 |
白カビタイプ |
このタイプで有名なのがカマンベールチーズです。表面の白カビが繁殖することにより熟成する柔らかいチーズです。熟成期間は短いほうでカマンベールだと3‐4週間で食べごろになります。中身が柔らかくなり中身の色が明るいクリーム色になれば食べごろです |
AOC【イズニー・カマンベール・ド・ノルマンディー(250g)】 |
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▼ カマンベール・ドゥ・ノルマンディー
カマンベールの生まれた場所であるフランスのノルマンディー地方で伝統的な製法により作られたものだけにこの名がつけられます。
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カプリス デ デュー |
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▼ カプリス・デ・デュー
厚い小判型。1956年に発売。はじめて工場生産されたチーズとして有名。「カプリス デ デュー」とはフランス語で「神様の気まぐれ」という意味。乳脂肪が高いので贅沢なまろやかさがバターのようにクリーミーで、それでいてさわやかな新鮮なミルクの甘味を味わえます。
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シュプレム CM |
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▼ シュプレーム
シュプレームとはフランス後で「最高」の意味。戦後に生まれた新しいチーズで厚い小判型。乳脂肪分を高めた ダブルクリームのため、くせが無くなめらかで穏やかな味わで初心者にお薦めのチーズです。
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青カビタイプ |
一般にブルーチーズと呼ばれ、青カビによって熟成されるチーズです。青カビタイプのチーズの歴史は古く、イタリアのゴルゴンゾーラ、フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンは、世界の三大ブルーチーズと呼ばれています。塩味がきいていて独特の刺激的な香りがありますが、バターとの相性がよく味が穏やかになり美味しく食べられます。 |
ブルー・ドーヴェルニュ |
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▼ ブルー・ドゥ・ヴェルニ
ねっとりと粘りがあり、塩味がきつく、ピリッとしていてパンチがあります。ほのかな甘味が
品格を添えています。パスタにドレッシングと用途は広く、セロリと相性がよく、強い香りがお互いを引き立てます。コート・デュ・ローヌの重い赤、ロワールの貴腐ワイン、日本酒と合わせて。
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フルム・ダンベール |
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▼ フルム・ダンベール
「高貴なブルーチーズ」として有名。高い円筒形。外側は乾いた赤みがかった白カビに覆われて、青緑色のカビの縞がはしる。辛味や刺激は少ないが、やや苦味がある。青カビ独特の個性的な味。青カビがきつくなくクリーミーで弾力があり、優しい
味わいです。筒状なため、スティルトンのように中をくりぬきポルト酒やマディラ酒、貴腐ワインなどを入れて粋な演出はいかがでしょう?重い赤ワインを合わせるほか、熟成が若ければボージョレーにも。 |
ロックフォール・カルル |
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▼ ロックフォール
ロックフォール村の洞窟で熟成される。羊乳から作られ熟成期間は3‐5ヶ月。2000年以上の歴史を持ち、フランスのブルーチーズの元祖と言われる。塩味がきいていて、羊乳の風味があり、甘口の白ワインなどと相性がよい。 カルルはパピヨンよりも青カビの作る空間が狭くカビ臭も少ない。
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スティルトン |
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▼ スティルトン
イギリスを代表するチーズ。全体がややくすんだ黄色で組織は縮まり、青カビの大理石模様がある。塩辛く刺激的な味の中に甘味が混じり合っている。 レーズンとチーズを交互に食べると スティルトンの塩見がレーズンの甘味でマイルドになり、
一層青カビの独特な味わいが引き立つ。 |
ゴルゴンゾーラ ドルチェ |
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▼ ゴルゴンゾーラ
原型は紀元前からあり、ブルーチーズの中では塩味が少なくクリーミー。料理のソースに。甘口のドルチェと辛口のピッカンテがある。 ゴルゴンゾーラには‘ドルチェ(甘いの意)’と‘ピッカンテ(辛いの意)’とふたつのタイプがある。‘ドルチェ’は脂肪分が高いが、塩分や青カビの分量が他の青カビタイプのチーズに比べ少なく、名前のごとく甘みが感じられる。‘ピッカンテ’は、‘ドルチェ’に比べ熟成期間が長くピリッとした辛味がある。 |
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ウォッシュタイプ |
ウォッシュというのはご存知の通り「洗う」という意味です。その名の通りチーズの外皮を水や地酒で洗いながら熟成させます。チーズの外皮に植え付けた菌が熟成するに伴いネバネバし、この繁殖を抑えるために外皮を洗います。強烈な鼻につんとくるような香りが特徴ですが、中身は柔らかく穏やかな味わいです。甘いお菓子よりオードブルなどの方が合います。 |
ポン=レヴェック |
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▼ ポン・レヴェック
ウォッシュタイプの代表的なチーズ。12世紀頃に修道院チーズとして作られた。正方形でこのタイプとしては香りも穏やかで中身はクリーミー。 ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン[1999](赤) あたりが合います。
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リヴァロ ペール ゴティエ AOC |
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▼ リヴァロ
刺激的な強い風味がある。中身はクリーム状で熟成に従ってスプレッド状になる。指で押して沈む位の賞味期限まじかが食べ頃。 |
タレッジオ |
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▼ タレッジオ
名前はタレッジオ渓谷からきている。刺激臭は少なく、少し酸味がある。 軽めの赤ワインと相性がいい。
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マンステール |
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▼ マンステール
アルザス地方で7世紀頃から作られる。匂いは強いが穏やかな味。 じゃ害も料理との好相性。暑い夏はよく冷やしたリースリングともよく合います |
ピエ・ダングロワ |
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▼ ピエ・ダングロア
塩水で洗って、清水で仕上げるので匂いも少なく中身もクリーミーで食べやすい。 |
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