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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:今日のカープ
今日は,これに尽きる。ほかに何もない。
大竹は,とにかく崩れる予感すらなかった。前回の内容が内容だけに,心中期するものがあっただろう。しかし,力むでなく気負うでなく,ただその意地を投げるボールにのみ表現できていたのだ。確かにボール先行という場面もあって,それを野手の好プレイで救ったという面はあったが,これだって大竹のテンポのよい投球あってこそだ。いや,これまで見ることができなかった大竹とバックの野手との信頼関係が確実に築かれた証なのだ。今度こそ,いや今度こそ期待してよいと思う。 そして赤松である。この選手を見てつくづく思ったのは,彼の持ち味は動物的な嗅覚と独特の感性であるということだ。あえて例えるならば,あの新庄と通ずるものがあると思う。だからこそ,固定的観念の塊であるタイガースというチームでは生きず,逆にマーティ・ブラウンという人のお眼鏡にかなったのだろう。7月の声を聞いてからはさっぱり打てなくなっていたが,昨日の最終打席のヒットがまたあの確変モードへの呼び水になったのだろうか。次のカードは東京ドームだけに,また期待を持ってしまう。 ところで,相手のドラゴンズである。昨日は凡走2連発で崩れ,今日はデラロサの甘いディフェンスで崩れた。昨日球場で見て思ったことだが,今のドラゴンズの外野陣は,まあピッチャーにはかわいそうだ。和田と井上の守りは草野球なみ。イ・ビョンギュは足は速いが球の追い方もハンドリングもへたくそで,スローイングも安定していない。実際,昨日の2回の石原の犠牲フライは定位置より前だったにもかかわらず,井上はカットマンの届かないような高さのダイレクトバックホームで全くクロスプレイにすらならなかったし,今日のシーボルの犠牲フライも,センター定位置よりまだ前だったように見えたが,イ・ビョンギュのバックホームは全く明後日の方向に返球され,これまたクロスプレイにすらならなかった。少なくともここ数年のドラゴンズにはあり得なかったことである。 さらに,デラロサ。守備の人との触れ込みだったらしいが,ラテンアメリカン系の選手の「守備がいい」は疑ってかかる必要がある。単にハンドリングがちょこっとうまいというだけの可能性のほうが高いのだ。かつてのエディ・ディアスを思い出されればよいだろう。もっとも彼の場合は本当にハンドリングもうまく追い方も的確でかつ強肩だったからさまになったが,デラロサにしろ,タイガースのバルディリスにしろ,動きは悪いしグラブさばきも雑だ。少なくともこれで荒木の替わりだとか秘密兵器だとかいうレベルの選手ではない。要するに,今のドラゴンズはピッチャーがバックのディフェンスを信じて投げられないという状況に陥っているのだ。そういう意味では,昨日今日の勝利はまさに必然の目が出たのであるし,それだからこそ,おとといの負けがあまりにももったいないのである。 次の相手は,これまた外野手は球界屈指のへたくそさを誇るチームである。ラミレスや谷の情けないスローイングをピッチャーに意識させるに限る。そして,サードである。一軍に戻ってきたはいいもののサードに入って危なっかしい守備を連発しているモナ王二岡を揺さ振らない手はない。そうすれば,我が軍には黄金の左腕・建サマが控え,ファームで調子を上げてきたシノジュンが控え,そして, 満を持して絶対神・ルイス様が戻ってこられるのである。 2勝1敗なんて悠長なことを言ってる暇はない。広島に戻るときには貯金1にしておかねばならぬ。そして,今度こそホームで極悪虎の皮剥ぎショーをやらなければいけないのだ。8月が終わった時点で,相当数の貯金を積み上げる。クライマックスシリーズとか何とかいうならそれが最低条件だろう。 もちろん縁起ものの小ネタは少しだけ末尾にあり。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 (小ネタ@試合後) 内田:赤松!俺が悪かった・・・許してくれ! 緒方:どうしたんですか!統括。いったい・・・ 内田。今までお前の能力を理解できずに転がせとか叩きつけろとかさんざん言ってきたけど,俺が間違ってた。好きなようにバットを振れ!赤松。いや,俺も師匠と呼ばせてくれ・・・ 緒方:しっかりして下さい!気を確かに持って下さい! 前田:まあ,統括はこれまでおとなしくてまじめな選手しか指導してないからな・・・ 赤松:ひょっとして,僕ってすごいんですか? 前田:何を言うとるんじゃ。今日もバッターボックスで後光が射しとったぞ。 緒方:頼むからお前までたきつけんといてくれ! (一方三塁側) 森繁和:どうした川井。なんで東出を出したくらいであんなに動揺したんだ。 川井:わかりません・・・とにかく,魅入られたようにボールが甘く入ったんです・・・ 森:それにしてもな。そこから完全におかしくなったじゃないか。 川井:とにかく分かりません・・・(泣き顔) 落合:なあ川井。ひょっとして赤松の目を見なかったか。 川井:そういえば・・・目が合いました。 落合:いいか,あいつとは絶対に打席で目を合わすな。科学的には解明されてない謎の電波がピッチャーを狂わせるらしい。 森:そんな,オカルトじゃないんですから・・・ 落合:いいからほかのピッチャーにも全員言い渡せ。今名古屋大学工学部のスペシャルプロジェクトが分析させてるんだ。世の中には科学的に解明不能なものがいっぱいあるんだから。わかったか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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