ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

今日は日中福山で行われたJFEフェスティバルに行っていたため，当然カープの試合が行われている時間は映像はもちろん音声にも接することが出来ず，ただ携帯での文字列のみを追っていた。で，その感想である。

伍代夏子のステージは素晴らしかった。それより信じられんくらい若くてきれいだった。
やっぱり演芸は，ライヴで見るに限る。　以上。

なお，カープについては，特段の感想はない。あえていうなら，

こんなヘボ試合見なくてよかった。以上。


そもそも，スターターを見た時点で絶句した。意味不明である。そして序盤の攻撃を見てまた絶句。しかも１点取られていたとはいえ青木高広を３回で引っ込めて性懲りもなく牧野を出した時点でまた言葉を失い，いやその前の代打が二死無走者で喜田剛という時点であきれかえり，５回裏２死１，２塁で青木に対して大島をリリーフに送った時点で全身に痙攣が起こりそうになった。結果的にこのイニングに点は入らなかったが，こんな迷走をやっているからその次の回に２死無走者から決勝駄目押し点を取られるということになるのである。

この試合をスタジアムで見ていた人，映像で見ていた人及びラジオで聞いていた人はどう感じたかは分からないが，客観的事実だけを突きつけられた身からすれば，とにかく今日の試合は最低だと言うことだけがよく分かった。いや，それ以外の総括は許されないとすら思う。確かに攻撃陣の出来の悪さは底を打っていることは確かなのだが，それに動揺したマーティ・ブラウンが最悪のスラップスティックを演じているのは，もう見聞きどころか情報に接することじたい堪え難いものである。

神宮での大惨敗とホームで敵討ちどころか返り討ちにあってこれまた大惨敗した後を受けてのこの２連戦である。たとえどんなヘボ野球をやろうとも連勝以外の結果は許されなかったはずである。なのにこのざま。正直言ってあきれた。これで今シーズンのスワローズ戦はもう悲惨な結果になることは目に見えている。

ルイスさえ出てこなければ，普通にやれば簡単に勝てるというイメージを植え付けてしまったから。

これで，借金２で足踏みしたまま，交流戦突入までの最後の６連戦に入ることになった。火曜日からは西宮だが，悪いことにベイスターズが死んでいた打線を起こしてしまったので，いくら大竹齊藤前田健太を投入したところで，あのヘボ打線と無能首脳陣ある限り，勝ち越せる要素は限りなく少ない。これが終わるとホームでジャイアンツを迎え撃つのだが，昨年来いくら相口がいいとはいっても，あんな紙鉄砲打線では勝負にもなるまい。


今，目の前にあるのは，絶望という闇ばかりである。さすがの私も，心が折れそうである。

しかし，あらたまの年の初めに「球界革命戦争」を誓った身からすれば，ここで引き下がるわけには行かぬ。


　♪　優勝ってな言葉をつぶやいたっけ　甘美な匂いだけかがされながら
　　　ケモノみたいな口つきをした俺たちは　ひとでなしのマーティについていった

　　　ときおりマウンドに赤い月がおぼれる　暁かと思えば火事だった
　　　それでも朝は来たけれど　優勝って奴はまだ来ない

　　　雨にこわばった肉体と氷でささくれた心臓と
　　　血のシミの付いたカラッポの手を持って
　　　俺たちてめえらの天国覗いてやらあ
　　　俺たちてめえらの天国覗いてやらあ

　　　　　　　　　　　　　　　　　（Written by Bertolt Brecht，Original Adaptation by PANTA）

情けなくて涙も出ない。

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（後記）
こちらも引き続きご尽力をお願いしたい。

現行広島市民球場を「登録有形文化財」として保存しよう！
（URLは「http://www.shomei.tv/project-773.html」）の署名プロジェクトである。