ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

8月6日は，広島にとって特別な日である。
8月7日は，夏の甲子園選手権大会が開幕した。
8月8日，即ち今日は，天皇陛下が異例とも言えるお気持ちを公表された。
8月9日は，いうまでもなく長崎にとって特別な日である。

たぶん，どれをとっても何らかのことが書けるだろうし，書きたいという気持ちはわき上がったのだが，いざ書こうとするとなんとなく筆が進まず，しぼんでしまった。

8月6日は，毎年8時15分に黙祷を捧げるのが恒例となっているのだが，今年に限って朝起きてばたばたしていたこともあって，あろう事かそれを忘れてしまった。一生の不覚である。そんなことを思っていたらばたばたと一日が過ぎてしまい，8月6日に書くべき論考なんて吹っ飛んでしまった。高校野球は，まともにみたのは実のところ開会式だけである。もうすぐ夏休みに入るのでそうなると暇つぶしがてらに高校野球三昧の日もあるかも知れないが，いずれにせよ見てないものを見てきたように書くことは出来ない。明日は私，午前中に病院で短からぬ間検査が入っているので，そちらの方が心配なのと夏休み前に仕事を総ざらえしなければいけないこともあって，8月9日という日についての論考を書くことは難しそうだ。そして今日。元一憲法学徒の端くれとしては思うことはたくさんあるのだが，いかんせん話が大きすぎて短くまとめるのは難しい。

何を下らんことを言ってるんだ，どうせカープの方に集中して何も書けなかっただろう，明日からまたカープ三昧を始めるだけだろうと言われれば，それまでだ。まさに図星であって言い返す言葉はない。しかし，言い訳になるようだが，弊ブログは決してカープに特化するつもりはさらさらなかった。書いているのがカープファンだから結果的にカープの比重が増えてしまっただけで，たまにはこういうことも書いてみたいのである。それができないのは，ひとえに筆者の思考力の欠如と筆力不足のせいなのであるが，まあこのような一寸の虫でも内心忸怩たる思いは持っているのだ。

と，言うわけで，明日からはまたきっとカープに一喜一憂することになるだろう。私は決して純粋でもなければ人もよくないから，このところの書きぶりはかなり嫌みったらしいものになっているのは重々承知である。しかし，おそらくカープファンの中でも屈指の負けず嫌いであるという自負だけはある。敗北はつきものとはいえ敗北を素直に受け入れることが出来ないし，連敗なんてもってのほか。ましてや勝てる試合を落とすなんて言うのは私の一番嫌うところである。何度も繰り返すようだが，私は亡き母や祖母から「喧嘩に負けたら勝つまで家に帰ってくるな」と強く教えられて育った。その精神を赤ヘル戦士に求めて，何が悪い。

最後は開き直りになってしまうようだが，とりあえず美しくまとめるために，今年の8月6日に頭の中に去来したことを1つだけ書いて，一応の締めとする。

カズミ君。「オバマと連帯する」と言うことしか言うことないんかい。それじゃアキバと一緒やん。何かにつけてオバマオバマを持ち出すことに，被爆者のルーツを持つ者としては（念のために言うと被爆2世ではない）ざらっとした違和感を感じるのである。

夏休み中くらいにもなんかまとめたいねえ。

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