ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

例年であれば，「正真正銘年の最後のご挨拶」と題して，12月31日の夜，紅白歌合戦を見ながらそれに突っ込みを入れつつ年末のご挨拶とさせてきていただいたところである。

過去10年続けた恒例行事を捨て去るわけではないのだが，今年は諸事情により，年末をばたばたと忙しく過ごさなければならないこともあって，恒例の大晦日行事を取りやめることとした。まあ，別に私がやめたところで誰も困りはしないのだが，やっぱり寂しい。

紅白歌合戦については，もちろんリアルタイムでテレビで見るつもりであるが，録画予約のセットも完了した。繰り返してみるような番組かどうかはさておき，まあゆっくりと見返してから茶々を入れたいと思う。これは年始のネタ枯れ時期に使わせていただきたいと思っている。ただ，今年は歌手の歌唱順を見るに，あんまり面白くなさそうだなあと思うのだが，果たして結果は如何に。

さて，今年を振り返るに，まずはカープが25年ぶりに優勝したということは当然私としてはうれしい慶事であるし，弊ブログもさんざんそれに乗らせていただいたのだが，結果としてみれば竜頭蛇尾に終わってしまったというきらいは否めない。本当に2か月半の間で勢いに乗ってそれっきり，さんざ喜ばせるだけ喜ばせてその後あっさり転ぶのか，ねえ，トンコトンコとでも言いたくなるような感じがするのである。そういう思いをまさに圧殺するかのように在広プレスは優勝景気を煽り，それに無批判に追従するカープファンが多いことには，まさに忸怩たる思いしかない。

サンフレッチェに関していうなら，今年はまさに試練の前哨のような一年だったというほかない。はっきり言うなら見ていて悔しかったし，情けなかった。こんなもんでどうするんやという思いしかない。編成は常に一手遅れ，ポイチさんの采配にも不可解なところが見られたような気がする。組織としてなっていなかったんじゃないかという思いが強い。

だからこそである。弊ブログは常に素朴な疑問を大事にして，おかしいと思ったものには何か裏があるのではないかという探究心を持ち続けていきたいと思う。大本営発表を速報で書いておしまいというくらいならサルにでも出来る。それに追従する気はさらさらない。他の人はどうか分からないが，私の場合はとにかくひとりで細々と起案から構成から何から何までやらなければならないのであって，加えて私の能力と筆力の限界からくる完成度の拙さは否めないのだが，それゆえに私にしか出来ないというものをもっと前面に押し出していきたいと思っている。

もちろん，弊ブログをご愛顧いただいている皆様のために，一寸の虫にも五分の魂とばかり，とにかくしつこく書き続けていきたいと思っている。来年の7月を過ぎると弊ブログも丸12年目を迎える。ついに干支が一回りしてしまったのかと思うと，アホらしさとともにやはり襟を正したくなる趣がある。このところコメントをいただいている皆様に対し全くレスをすることが出来なくなってしまっているのであって，全く反省することしきりなのであるが，是非ともご容赦を賜りたい。

ありがたいことに今日の時点で弊ブログのアクセスカウンターは988万余りのアクセスを刻み，来年中には1000万の大台に達しようかというところまできているのであって，まことに身の引き締まる思いである。これに甘えることなく，私自身も，単なる下手の長談義に堕することのないよう，森羅万象に対してアンテナを張り巡らせ，かつ一層の文章修業に励みたいと思う所存である。来るべき2017年が，皆様にとって，そして我らがサンフレチェ広島と広島東洋カープにとって，今年以上によい年となることを，祈るばかりである。

皆様にとりましては，よき年を迎えられることを祈念するともに，
この１年のご愛顧を感謝申し上げます。

よいお年をお迎えください。

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