ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

１月去んで，とはよく言ったもので，１月もあっという間に４週間が経過してしまった。そして今日は旧正月である。だからといって別にどうってことはないのだが。

先週の今日は稀勢の里が１月場所で初優勝を果たした日，というのはまあどうでもよくて昨年からの我が家の戦いがひとまず終わった日であるのだが，それ以降何か張り詰めていたものが切れたのか，なんとなくモチベイションが湧かないのである。特に本業においてモチベイションが下がること仕切りなのは困ったものである。もちろん，当方とてプロフェッショナルの端くれだから，そのくらいで仕事の能率を下げたりはしないが，なんとなく疲労がたまり気味で気乗りがしなくなっているのは事実だ。もちろん，気乗りしないのは仕事だけではなく，家に帰ってもぼんやりとPCの前に座っているだけという時間が多くなっていることも確かだ。

それを少しでも前向きにするために，これからのことにやりがいを見つけるというのは精神衛生上もよいことだろう。もちろん我が子も中学受験成就が上がりではないのであって，これからのほうがむしろ試錬と言ってもいいのだから，それに向けてのサポートができるように自分をブラッシュアップする方向にベクトルを向けるのがよさそうなのは誰でも考えることだろう。別に難関国公立大学を目指してほしいなどとは思ってはいないのだが，それでも苦手科目があるがゆえに選択肢が狭まるということだけにはなってほしくはない。と，いうわけで，今からぽつぽつと，かつて苦手だった科目の本など読んだりしているのである。気休めかもしれぬが。

で，全く牽強付会という言葉さえも無視してカープの話に強行突破するのであるが，昨日広島護国神社にお偉方とスタッフが必勝祈願に行ったようだ。これはまあ恒例行事というか年中行事のようなものなので別になんということもないのだが，その後のスタッフ会議でスプリングキャンプの一二軍振り分けの記事に接したときに，ああもうあと少しで始まるんだなあと思った。と，同時に，今年は本当に大丈夫かいなあと思ったのも事実である。

当たり前のことだが，その記事には選手の名前がそのまま現れる。その名前を見るにつけて，ああ今年のオフはろくな補強をしなかったなあということを実感させられるのである。もちろん，加藤，床田が一軍スタートという話題はある。しかし，彼らは所詮ルーキーであって，現時点では当たるも八卦当たらぬも八卦の存在である。なんといっても，ちっとも先が見えない三塁のレギュラー候補，そして問答無用でスタンドにたたき込めるハードパンチャーの不足が見えてしまうのである。昨年垣間見えた弱点が埋まらないどころか，それにほっかむりして現有戦力の伸びしろで賄いますといって憚らない姿に，そこはかとない悲しさを感じるのである。

あと４日でスプリングキャンプが始まる。今年もJ-SPORTS1でキャンプ中継をやるようだが，平日はもちろんライヴで見ることができず，土日も今年は行事が多くてチェックできるかどうかはわからない。それでもできるだけ自分の目で見たいと思う。少なくとも，プレスが煽る「正体不明の秘密兵器」の飛ばし記事には踊らされるまいとは思う。

しかし，本当に今年のカープは今のところ準備不足のレッテルを貼られても仕方あるまい。その中で菊池，誠也，広輔がWBCメンバーに招集されているのである。さらに言えば，打線の軸になるべきバッターは誰と見込んでいるんだろうか。いつまでもブラッドや新井に頼っているようではカープに明日はない。一昨年のように迷走に迷走を重ねることにならなければいいが。え？バティスタとメヒアが化けてくれるって？まさか。

どうも高揚感がない。

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