ろー・ふぁーむ・かるぴお by pridegreen

できれば昨日書きたかったのだが，先日告知したとおり昨晩は弊ブログの新年会ということで夜遊びをしていたため，改めて仕切り直しということで書いてみたい。

今日は紅白戦があったようだが，所用があったため見ることができなかった。まあ紅白戦というのはコップの中の嵐のようなもので私は故障者でも出ない限りはあまり重きを置いてみていない。その意味では他流試合こそ大事だと言うことなのだが，その他流試合の今季第1戦，バファローズとの練習試合が昨日行われた。私もJ-SPORTS3のバファローズキャンプ中継にチャンネルを合わせて，とりあえず見た。その感想。

寒い。強風の宮崎で寒そうと言うだけではない。全くわくわく感が感じられないのである。

もっというなら，いくらこの時期とは言え本当に仕上がり具合は大丈夫なのかという素朴な疑問を持ったという方がよいだろうか。全体的に低調ではないかという疑念を感じざるを得なかった。試合結果は５－５の引き分け。しかし，５点のうち４点はメヒアとバティスタのホームランである。それもまあはっきり言うなら決して投手力が強いとは言えないバファローズの中でも当落線上かもしくは足きりにかかるくらいのレベルのピッチャーだったから，大威張りで誇るには早計だ。そもそも論としてメヒアとバティスタ自体が今シーズン中に支配下登録に入る可能性は高くないし，入ったところで外国人枠の問題があるわけだから，あまり高い期待を寄せるわけにはいかないのである。

それを差し引くと，明るい話題というのは，ほとんどない。本当によかったと言えるのは安部と船越くらい。投手陣は中村祐太に可能性が感じられたくらいで，それ以外は赤点，といって言い過ぎならばもう少しがんばりましょう，という感じだった。今日の大本営発表ではメグが九里に合格点を出したということのようだが，目を見張る活躍と言うにはちょっと。野手陣もバファローズが命運を賭ける山岡泰輔を筆頭とする即戦力ルーキーの前にほとんど手も足も出ない状態では，まあ評価のしようがない。

もちろん，まだ２月中旬だから，今からばりばり結果を出してというのでは肝心の開幕にガス欠になりかねないので，少々課題が見えるくらいの方がいいともいえるのだが，それにしても試合全体をとうしてみての低調さは否めない。本当にそれでいいのだろうか，どこかに緩みはないのだろうか，問いは尽きないのである。

で，それと関係あるかどうかは分からないが，昨日と今日で不安要素になりかねないニュースが立て続けに飛び込んできた。昨日は中崎と中村亘のインフルエンザ罹患，そして今日は打撃投手ほか裏方さんばかり十数名の集団体調不良である。インフルについてはそれなりの対策は取っていても完全に防ぐことは難しいのも現実ではあるが（予防接種をしても型違いであれば効果がないし），リスクマネジメントという点が本当にしっかりしてたのかという点はプロフェッショナルスポーツチームとしては問われるところだし，後者に至っては，まあ何をやっておったのかと言われても仕方のないところである。もちろんかかった方々にはお気の毒としか言えないのであるが。

そのわりにはである。どうもカープを取り巻く環境は，なんとなく温いというか，生温かいというか，そんな感じがするのである。去年は優勝しました。今年も当然大丈夫ですという大前提のもとで論じられているのではないかという気がしてならない。

杞憂であれば，それでよい。しかし，どうも私にはそうは思えないのだ。

早いもので今週末からはオープン戦である。なんやかんや言って去年はオープン戦はそれなりの成績を残した。今年はどうか。ある程度占えるのではないかと思っている。

素朴な疑問は消えない。

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