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2007.06.20
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カテゴリ:サッカーあれこれ
拝啓、親トラ様。 

 子供には「1対1に強くなれ。」と今風なことを言っているのに、自分の大事な選手との1対1にチャレンジしないコーチは多い。ましてや、小学生を預かっているということは、上の年代のコーチよりもより、一人一人に正対していかなければならない大変なポジションを担っているというのに・・・。ボランティアだろうがなんだろうが、人として、また教える者として、襟を正し、覚悟する必要があると思います。色々な親や人間がいます。その本当の姿を公平に平等に見て判断する目もコーチには必要です。才能ではなく、常識と意識があればできます。

 日本サッカー文化の底辺を広げる(サッカーの楽しさを少しでも多くの子供に伝える)という使命、そしてコーチに一番大切なその子の未来のゴールを考えなければならないはず。それに対して顔を上げようとしないコーチには、「おまえこそ、ルックアップして遠近の動きを見ろ!」「ビルドアップ*の意味を知れ!」「子供のために水を運べる人*になれ!」と言いたくなります。

 チームの親、コーチがバラバラになっている事は、敏感な子供たちガ感じないはずはありません。子供にとっていいことではない。純粋にサッカーを好きになる比率は減る。

 大人と子供の違いは、がまんできるということ、そして分析した上で判断できる(はず、)ということです。ピッチ上の子供たちだけでなく、サポートする親にも的確な判断力と創造性が求められます。子供たちのサッカーでは何度失敗してもなんてことはありませんが、大きな影響を与えてしまう親の判断はもっと難しい。

 だからといって判断からは逃げられない。いつまでもそこにじっとしていれば、敵はすぐ寄せて来るし、いつまでたっても(子供たちの未来の)ゴールはゲットできない。たいへんです。

 子育てに悩む親にとっての子供たちというサポーターは常に見ている。「あきらめずしつこく考えたか?」、「勇気を持ってチャレンジしたか?」、気のない動き、緩慢なプレー、周りを無視したプレー、独りよがり・・・サポーターは良く見ている。サポーターが選手を、選手がサポーターを育てるように。

 大切なのは、選手とサポーターがひとつの目標に向かって同じ思いを共有すること、そして頑張りです。熱いプレーがみんなを盛り上げる。ちょうど今の次男子トラ君の我慢と頑張りに対して感動するように。

 逃げないこと、素晴らしい。大切な財産を持っていますよね。サッカー人としても人間としても。状況が変わろうが、壁が立ちはだかろうが、大丈夫。だからこそ楽しく、自由に純粋にできる環境を与えてあげたい。


 サッカーですから、選択は自由です。

 子供たちの笑顔とか頑張りという声援を受けて、ゴールに向かう判断と行動をしなければならない。ルールの中でなら、フェイントでもパワーでもスピードでもノールックパスでもロングフィードでも、尽くす手段の全てはゴールのためにある。サッカーの基本ルールなんてほんの数行です。どこに蹴ろうが、どっち向きに走ろうがかまわない。手を使わないこと、相手を傷つけないこと、ズル(待ち伏せ)して楽をしないこと。後は蹴るだけ。

 勇気と我慢とコミュニケーション、あきらめないこと、そして少しのテクニック。サッカーと同じですね。子供のサッカーから親が学ぶべきことは、いつも子供に偉そうに語っているそのことであるような気がします。「おまえこそ、そうしろよ。」と子供の声が聞こえてきそうです。

 どんなに指導の知識があっても、子供の心を傷つけたりするコーチには、どんな理由があるにせよ指導者としての資格はない。スポーツ少年団を私物と考えている人間に参加する資格はまったくない。スポーツをする者にとって、“リスペクト”が一番大事じゃないですか?楽しむためにもうまくなるためにも。

 リコールありです。子供とクラブのことを考えるなら。・・・以前いたクラブでは実際にありました。同じ考えを持つ仲間がいるはずです。

 また、方針が合わないのなら、チーム移籍を選択するのに何の問題もありません。友達も一緒でいい。少年少女サッカーが盛り上がってほしいと願う者としては、資格のないコーチに思い知らせてもらいたいと思います。日本サッカーのためにも。

 子供の気持ちは優先ですが、子供の今が楽しく、将来にとっても一番いいと思うことをしてあげるしかありません。その判断が、正しかったかどうかは、結果論でしかありません。考えたか、見たか、勇気と自信を持って決めたかが、大切なこと。親でも子でもサッカーも人生も。

私的用語解説。
* ルックアップ・・・顔を上げて状況を把握すること。状況とは、敵味方の選手の位置や動きの予測。
* ビルドアップ・・・自分たちに有利な試合の運営(試合運び)。通常こどもたちには難しすぎて使いません。大人でも解釈はバラバラ。「ゴールまでの道のりをちゃんと考えて組み立てていこうぜ!」ってな意味。
* 水を運ぶ選手・・・オシムがよく言う、チームのために多くの汗をかき、支える選手。代表では鈴木ケイタ、今野、阿部とか・・・。

 ***取り留めなくなってしまうこと、熱くなって偉そうになってしまうこと、癖です。お許しください。(はんせー。)
 親・子トラさん、頑張りと決断、応援しています。

                                        敬具





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最終更新日  2007.06.21 03:11:39
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