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テーマ:サッカーあれこれ(19824)
カテゴリ:サッカークリ日記
「つまんない練習が、心と技術を鍛える。」 「へ?」 「つまんなくても頑張れるには、その練習の一つ一つが力になって、 少しづつだけど確実に目標に近づくって事を分かってないとできない。」 「ふん。」 「信じて、一人でも頑張れる人間がトップに上れる。」 「うん。」 この夏、結局、止める(トラップ&ファーストタッチ)、蹴る(キック&シュート)、運ぶ(ドリブル&フェイント)のスピードや精度が足りないということが分かった。 走りながら、フルプレッシャーを受けてもできるくらい基本プレーを十分身につける必要がある。 足元の技術、キックの精度、神経の配線。 その上の年代での能力アップに必要なベースを作る時期。 飽きないためのバリエーションで、同じテーマを繰り返す必要がある。 試行錯誤の1週間。 野球のノックやバッティング、水泳、走り方も色々試す。体の操作も色々試す。 即効性はなくても、これから先のためにはなるでしょう。 「なんかさー、基本練習、多くない?」 「それが合宿じゃ。時間があるときにやるべきことがある。 じっくり基本をマスターして、ベースを作ることが、高度なプレーにつながる。 もっともっとスピードが上がったてきたとき、基本がしっかりしてないとボロが出る。 スピードっていうテーマをクリアするためには、基本プレーの精度を上げる必要があるんや。」 「ふん。」 「何百回も何千回も何万回も、繰り返し練習するしかないんだ。」 「ふん。」 「上のレベルで能力を発揮するために、今、おまえの体に基本の動きを覚えこませるしかない。 何万回もボールを受け、何万回もボールを蹴り、何万回もボールを運んで、 歩くのと同じように、意識しなくてもボールを扱うことができれば、強いぞ。 今が一番いい時期だ。目標のためにガマンすることも理解できるようにもなってきたしな。 夏合宿の間は、それを徹底的にやる。基本がしっかりしていれば、秋からグンと伸びる。」 「ふーん。」 「おまえの好きな練習は何なの?」 「1対1。」 「何で?」 「おとーさん、バテるから、勝てるじゃん。そんで、ジュースもらえるじゃん。」 (1対1では、10分もするとリードを守れなくなり、ジュースを奢らされてしまう。) 「やかまし。今日は本気やで。」 「いつも言ってるじゃん。」 「バスケットのマイケルジョーダンの言葉、覚えてる?」 「んー?。」 「“オレはは天才なんかじゃない。でも世界中のバスケット選手で、オレより練習し、努力した者はおそらく一人もいないだろう。”ちゅーの。」 「あー。」 「どういうことか分かってる?」 「う・・・?」 「マイケルジョーダンは、他の人に真似できないようなすごいプレーヤーだった。 “天才”と呼ばれてたんだけど、本人にしてみれば、練習を人の何倍もしたからうまくなったんだよってこと。 一流のプレーヤーは、気楽にスマートにプレーをしているように見えるけれど、 イチローだって、俊輔だってみんな泥にまみれて、限界まで頑張って、うまくなったんだよ。」 「ふーん。」 「ということは、誰でもジョーダンぐらい努力と練習をすれば、 ジョーダンみたいな天才的なプレーができるってこと。」 「ふーん。」 「自分で考え、自分で決めた目標に向かって努力すること。」 「うん。」 「へこたれず、誰よりも練習した人が、天才になれる。」 「ふん。」 「せっかく暑い中で頑張ってきた練習、続けなければもったいない。 続けていけば、必ずプラスになる。 一人でも、ずっと続けろよ。」 「ほーい。」 「一人でできる練習いっぱいあるし、誰かと二人でやってもいい。 二人のときは、長めの距離でお互いに動きながらトラップ、動かして、しっかりキックの練習をしな。」 「うん。やる。」 【止めるトラップ】 当たる瞬間ボールを見てやさしく受ける。足首と体全体のリラックス。 受ける足と逆の足のヒザは少し曲げた方がショックを吸収できる。 当たる瞬間に引くなんてできない。 ブラブラに柔らかくした足首で受けたボールは、勢いを吸収されてポトリと落ちる。 受ける足と逆足のヒザをリラックスして抜くように曲げると、 よりショック吸収力が増す。 トラップが上にポンと上がってしまわないよう、くるぶしが下を向くこと。 【押すトラップ】 ファーストタッチをフックで切り返すなら、当たる瞬間、ボールから目を離さない。 あせって足を早く出し過ぎると、くるぶしが上を向き、トラップが上がってしまう。 フックはパチンと弾くように。当たる直前、一瞬のバックスイング。 大きく引いてのフェイントもあり。 ■止めるにしても、押すにしても、一番大切なことは、どこにボールを置くかということ。 ■スピードがテーマのトラップで絶対なのは前に出てボールを受けること。 ■常に動きの中でプレーすること。敵はすぐそばにいて、インターセプトを狙っている。 ■走って来て、走りながら、走り続けることが、前提にあって、その中でトラップ。 【キック】 助走から踏み込みにかけて体を浮かさない。(踏み込むときに跳ばない。) 走りの延長。沈みながら(ヒザを突っ張らない。)踏み込んで、蹴り足に乗りながら打つ。 トラップ後のキック(右足キック)は、右アウト・そのままボールの後方に右足ステップ・左足をボールの後ろ手前(ボールの横ではない。)にステップ・蹴り(右)足に乗り込むようにキック。 ■ヒザ下のバックスイングを大切に。インサイド、インステップ関係なく同じバックスイング。 リズム良く。サンバが聞こえてる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.27 01:02:18
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