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テーマ:サッカー少年(86)
カテゴリ:サッカークリ日記
「おとーさん、このHPに“正常な子供は外頸骨を持っておりません。”って書いてあったよ。 クリは正常じゃあないってこと?」 「おお、そーか。子供のうちの15%ぐらいしかないって書いてあるな。 おまえ、良かったなあ。他の人とは違うってことじゃん。」 「へ?」 「他の人にはないもの持ってるってことは、他の人にはない個性があるってことだし、 他の人と違う個性があるっていいことだぞ。」 「でも、痛いんだからダメじゃん。」 「他の人が経験できないことを経験できるってことじゃんか。素晴らしいね。」 「そんなわけないじゃん。」 「そーだよ。そのことと、上手くつきあいな。必ず直るから大丈夫。 痛みは一時的にあるけど、周りの筋肉が強くなってくれば、なくなってくる。」 【有痛性外頸骨】 舟状骨の内側に発生する種子骨の一種。(種子骨とは先天的に発生した小骨片で、 関節包の周囲や腱などの中に存在しており、摩擦の軽減に関与すると考えられている。) 外脛骨は子供の15%程度の頻度に認められ、8~9歳頃にレントゲンで確認される。 有痛性外脛骨とは打撲や捻挫などによって外頸骨の周辺に関液包炎や腱鞘炎、軟骨炎が生じ、 痛みを引き起こす疾患。 左足くるぶしの前下辺りに骨が隆起して飛び出しているところがあり、 ボールを蹴ると痛む。押すと飛び上がるほど痛がる。 整骨院に行ったが、足や脚などの疲労を取るという治療で、 一時的に痛みはなくなるものの、すぐにまた痛がる。 やはり、しばらく休むのが一番だろうが・・・。 「わかった。自分で、自分の身体はわかるやろ。自分で決めていいぞ。 痛くて蹴れないとか、全力で思いっきりできないのなら、しっかり休むことも大切だぞ。」 「ん。わかった。」 というわけで、サッカーの後には、アイシング、足首を回したり甲周りのストレッチ。 スポンジパットを張ってみたり、サポーターやテーピング、 インソールの土踏まず部にパッドを入れて上げたりを試したりしながら、 サッカーを一度も休むことなく、痛みはそのうち薄れた。 5月ごろ、少し出ている外頸骨が分かり、6月の末から、痛がり、 8月初め、1ヶ月半ぐらいで、痛みは気にならなくなった。 「クリ、中村憲剛の本を読んでたら、憲剛は、右足のちょうど外頸骨の位置に出っ張りがあって、 それをホットスポットと呼んでいる。そこが出っ張ってタコのように硬くなっていて、 ボールをそこの部分で蹴ると、上手く蹴れるらしい。足のスイートスポットなんだって。」 「中村憲剛もクリと同じ?」 「中村憲剛の場合は痛みがなかったから、自分で気が付かずにホットスポットって名前までつけて、 武器に変えてるけど、おまえと同じ外頸骨を持ってるんじゃないかと思うな。」 「へへ。そーかなあ。」 「そーだよ。今じゃあ、ゼンゼン痛くねえんだろ?」 「蹴ってもゼンゼン大丈夫だけど、押すとまだ少し痛いよ。」 「そーか。アイシングとマッサージ(ストレッチ)ちゃんとやってるか?」 「もうアイシングはしなくても大丈夫。」 「ふーん。自分の身体は、自分でしっかり管理しろよ。中学生なんだからな。」 「はーい。」 「足の筋肉強化にゴムチューブとプライオメトリクスは、続けろよ。 痛いとこだけやっても意味はない。足トータルで疲労を取って、強化しなきゃだめだ。」 「ふぁーい。」 「足が強くなって、痛みがなくなったら、もっとキックの練習して、 そこをホットスポットにしてしまえ。」 「OK。」 子供の身体には、色々症状が出てきます。 おかげで次から次へと色んな勉強をさせられます。 オスグッド、踵痛、外頸骨と出て、回復したかと思ったら、最近は、腰が痛いとも言っています。 疲労なのか、練習がイヤとか人間関係での気持ちの問題か、身体操作や姿勢に問題があるのか? まあ、サッカーやりたくないと言わないので、サッカーに対する気持ちは大丈夫なようですが・・・。 休むかどうかは、本人が決めればよい。 親はただ、「大したことあるか。」と言っているだけ。 中村憲剛のスルーパスの極意 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.20 02:28:17
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