背高泡立草
和名:セイタカアワダチソウ
(キク科Compositaeアキノキリンソウ属 Solidago)
学名:Solidago.altissima
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http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/seitakaawadatisou.html
アキノキリンソウ属は、北米を中心に100種ほど知られており、日本にもア
キノキリンソウ(Solidago.virga-aurea)が自生しています。セイタカアワダ
チソウ(背高泡立草)は、合衆国東北部からカナダにかけて自生し、草丈最大
3m前後になる多年草です。秋に黄色い2mmほどの小さな頭状花を、ピラミッド
状に咲かせ、秋にはそこらじゅで見ることが出来ます。見れば、この花がセイ
タカアワダチソウだったのかと思うはずです。
日本には、明治時代にオオアワダチソウ(Solidago.gigantea var.leiophylla)
やトキ ワアワダチソウ(Solidago.sempervirens)とともに切り花や観賞用と
して導入されたと言われ、その後、特に戦後から帰化植物の代表選手として猛
威をふるっています。
繁殖力が非常に強く、あっという間に大きな群生を作り、空き地を占拠して
しまい、一時は日本がセイタカアワダチソウに埋まるのではないかと言われた
ほどです。また、花粉症の原因植物とされた事がありますが、これは濡れ衣で
秋の花粉症の原因は、ススキなどイネ科の植物が主犯のようです。
さて、この繁殖力の強さには秘密がありました。多年草で、地下茎を伸ばし
て発根して、どんどん広がり、草丈も高いため他の植物を寄せ付けません。
また、種は風で運ばれ生息地をさらに広げていったとのことですが、もっと知
られざる秘密がありました。実はセイタカアワダチソウは、根から他の植物の
生育を抑える物質を分泌していたのです、そのためセイタカアワダチソウが生
育している場所には、セイタカアワダチソウしか育たず、セイタカアワダチソ
ウの大群生が発生します。
しかし、最近セイタカアワダチソウが見られなくなった地域があります。そ
の理由は、この「他の植物の生育を抑える物質」、土壌に蓄積すると、セイタ
カアワダチソウ自体も生育が抑制されるとか。よって、河原など頻繁に水によ
って土壌が洗われる場所の除き、セイタカアワダチソウの支配は、いずれ終り
ます。そして、土壌に生育を抑える物質が無くなった頃、その時の近隣で勢力
を持った植物から芽が出始めます。
Last updated
2005/06/18 08:46:54 PM