むくげ
和名:ムクゲ
(アオイ科Malvaceaeハイビスカス(ヒビスクス,フヨウ)Hibiscus属)
学名:Hibiscus syriacus
別名:ハチス、キハチス
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http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Mukuge.html
アオイ科の植物には、ムクゲ(木槿,槿)の他にハイビスカス、フヨウ(芙
蓉)、オクラ、ワタなどがありますが、確かにどれも同じような形のきれいな
花を咲かせますね。その中でもムクゲは、ハイビスカスに近い仲間で樹高2~4
mの落葉低木に分類されます。原産国はインドから中国、朝鮮半島で日本には
かなり古い時代に渡来し庭木や生垣として広く親しまれています。実際には、
もともと日本にも自生していたとの説もあるようです。また、韓国の国花にも
なっています。
ハイビスカスの仲間では最も耐寒性があり、日本でも北海道南部まで栽培が
可能です。花はもちろんハイビスカスに5弁の花で、花径は5~7cmとやや小ぶり
です。花は1日花で早朝に開花し夕方にはしぼんでしまいます。ただ、花期が6
~10月と長く、次々に花芽を着けて開花しますので、長期間絶え間なく花を楽
しむことが出来ます。
ムクゲは、万葉の時代には「朝顔」と呼ばれていたようです。実はこの時代
の「朝顔」とは「朝に咲く花」の意味で用いられたようで、ほかにも「キキョ
ウ」なども「朝顔」と呼ばれていました。また、ムクゲはほかにも「蕣」「蕣
花」とも書きますが、「蕣花」にも「アサガオ」の意味があるようです。

種類
江戸時代より多くの品種が作り出されていますが、現在では品種名がないも
のや品種の特定が難しいものが数多くあります。花色は淡紫色を基本とし白、
赤、ピンク、黄色などの様々な花色があります。また、咲き方も一重、半八重、
八重咲き、花笠咲き、獅子咲きなどがあります。
代表的な品種としては、
*一重咲き品種
紅紫殿、七彩、玉兎、大徳寺白、桃園、日の丸、宗旦、手古奈白華、ルブ
リス、シングルレッド、ブルーバード、キティなど
*半八重咲き品種
桃錦、風車、赤祇園守、白祇園守、大徳寺祇園守、ピンク・デライトなど
*八重咲き品種
紫玉、子乱、白乱、葛西小町、ザ・バナー、ビコロルなど
*花笠咲き品種
光花笠、紅花笠、大徳寺花笠、白花笠、角倉花笠、アーデンスなど
*獅子咲き品種
紫獅子、白獅子など

栽培
落葉低木になります。性質は強健で、耐暑性、耐寒性ともに強く管理は容易
です。土質もあまり選ばず荒地や乾燥にも強く庭木のほかにも様々な用途に使
われます。植え付けの適期は2~3月で土質を選ばないと言っても、排水の良い
腐植質に富む肥沃な場所が最適ですので、植え付け前に腐葉土を十分施すと良
いでしょう。半日陰でも良く育ちますが、基本的には日当たりの良い場所に植
え付けて下さい。
剪定は1~2月が適期で、刈り込みにも耐え好きな樹形にするために、強く切
り詰めても差し支えありません。花芽は春に伸びだす若い枝に出来ますので、
春に伸びた枝は切らないで下さい。
殖やし方は、放っておくと種子ができ、自然に若木が発生しますが、挿し木
が可能です。その他、アブラムシなどが時々つきますが、ほとんど病害虫は見
られません。
Last updated
2005/06/19 11:11:42 AM