
ストレリチア極楽鳥花
和名:ストレリチア(バショウ科Musaceaeストレリチア属Strelizia)
学名:Strelizia.reginae
別名:ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/gokurakutyouka.html
ストレリチア属は南アフリカ周辺を中心に4種はど知られています。その中で
も特にゴクラクチョウカ(極楽鳥花)と呼ばれる品種は、ストレリチア・レギネ
です。レギネは、生長すると草丈は1~2mで、葉は長楕円形で長さ50cm前後、
幅15cm前後になります。温度が維持できれば周年、根元から1mほどの花茎が出
て花を咲かせます。
花は、花茎が先端で折れ曲がったように咲き、長さ20cm程度の赤色味を帯び
た苞が横につき、この中に橙黄色の萼片と青色の花弁からなる花が数花咲きま
す。その姿が、「極楽鳥」のくちばしや冠を連想させ、「極楽鳥花」と呼ばれ
ており、英名でもバード・オブ・パラダイス。
この花をはじめてヨーロッパに伝えたのは、イギリスの探検家ジェームズ・
クック(キャプテンクック)だそうです。また、「ストレリチア」の名前は、イ
ギリスのジョージ3世の王妃の旧姓、Mecklenburg-Strelitzから取られました。
日本では八丈島が生産地として有名ですね。

種類
ストレリチア・レギネの変種として、葉がやや細い「ユンケア(Strelitzia.
reginae var.juncea)」があります。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/StrelitziaReginaeJuncea.html
その他近縁種には、苞は長さが40cmにも達する大型のストレリチア・ニコラ
イ(Strelitzia.nicolai)があります。このニコライは「ルリゴクラクチョウ
カ」、「オオギバショウモドキ」とも呼ばれますが、「オーガスタ」の商品名
で流通していますが、実際の「オーガスタ」は「アルバ」とも呼ばれ、ニコラ
イとは別種です。ちょっとややこしいですね。
ストレリチア・オーガスタ(Strelitzia.alba)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/su-augasta.html

栽培の基礎知識
*置き場所
日光を好み、年間を通して日のよく当たる場所に置きます。日照が不足しま
すと、花付きが悪くなり、葉がたれてしまうので注意します。
*水やり
根が太くここに水分を蓄えていますので、ある程度の乾燥には強い植物です。
逆に過湿を嫌い根腐れを起こしますので注意が必要です。春と秋は鉢土が白っ
ぽくなったら与え、夏は毎日与えても大丈夫でしょう。冬は水を控え目にして、
鉢土表面が乾いて2~3日してから与えます。
*肥料
夏の生育期には緩効性肥料を2ヶ月にに1回の割合で与えます。
*温度,湿度
生育適温は20~25℃ですが、2~3℃で越冬可能ですので、寒地でも普通の室
内で十分越冬可能です。暖地であれば地植えも出来ます。ただし、周年花を楽
しむには20℃以上必要です。
*植え替え,殖やし方
植え替えの適期は5~6月で、2年に1回を目安に一回り大きな鉢に植え替えま
す。ただし、根は多肉質で太く生育環境がよいと1年で根づまりを起し、根が
鉢を割ってしまうほど生長しますので、様子を見て早めに植え替えましょう。
用土は、水はけがよいものがよく、赤玉土:腐葉土:パーライト=5:3:2など
が適しています。
殖やし方は株分けが主で、特に10年以上経った大株は、花付きが悪くなりま
すので、株分けで更新します。適期は5~6月で、あまり小さくすると生長が悪
いので茎を3~4個つけて切り分けます。種からも育てられますが、花が咲くま
でに3~4年かかります。
*その他の管理
病害虫としては、カイガラムシがつきやすいので注意しましょう。また、花
後は放置すると腐り病気の原因になりますので、早めに摘み取ります。
画像リンク:「Botanical Garden」
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/BotanicalGarden-F.html
Last updated
2005/07/03 05:35:01 AM