関脇・稀勢の里が大関になりましたが、使者への口上として、四文字熟語を使わなかったとのこと。
でかした!
ワタクシは決して稀勢の里の相撲が好きではなく、せいぜい関脇止まりの力士と思っていましたし、このところの大関昇進ラインである「3場所33勝」の基準に達しないまま大関になってしまったことに時期尚早の思いを抱いておりましたが、しかし、今回、大関推挙の使者への口上に大げさな言葉を使わなかったと聞いて、少しだけ見直しました。
ワタクシ、大関昇進の時の恒例になってしまった感のある、あの四文字熟語が嫌いでね。
そもそもああいうのが始まったのは、貴乃花が「不惜身命」と言ったのが最初ではなかったかと思いますが、その後に続く大関昇進者は皆、へんてこりんな四文字熟語を使い出し、ついこの間の琴奨菊の時は「万里一空」でしたっけ? そんなような聞いたこともないような言葉をひねり出して、バカみたいだなあって思ってたのよ。
そんな、それまでの人生で一度も使ったことがないような言葉を探し出してきて、得意気に使うなんて、一体、連中はどういうセンスをしているんだろう? でまた、「今度の大関はどういう四文字熟語を使うのだろう」と変な期待をする人たち(っていうかマスコミ?)もバカみたい。
だから稀勢の里が人々の期待を裏切って四文字熟語を使わなかったと聞いて、よくやったと言ってやりたい気分。初めて彼を誉めちゃう。
しかし、これで大関が5人ですか。弱い大関ばっかり量産してどうするんだろうね。大関として最低限の成績と言われる10勝ができない力士のことを「9勝6敗」を意味する「クンロク大関」と言いますが、クンロク大関が5人もいたんじゃ、カッコがつかないよ。
また来年も大相撲はどうせ白鵬の一人勝ちになると思いますけど、5人のクンロク大関が、せめて白鵬戦だけでも死ぬ気で頑張って、5人のうち2人くらいは白鵬に土をつけて、優勝争いを面白くしてくれればいいのですけどね。
ま、新大関・稀勢の里を含むダメダメ大関5人衆には、せいぜい不惜身命で頑張ってもらいましょうか。(って、オイっ!)