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カテゴリ:オフ会・プチオフ・ぶらり旅
岡山駅でマイミク和総さんと合流し…開口一番「こわぃわー」
な…何故に 駅前の電停から市電に乗り込み、会場のクレド岡山へ。 時間はあることだし、まずは場所を確認してからどこかで…と思ったら、既に大勢の観客。 早々に観客の輪に入ります。 会場は9月とは思えない炎天下。 この炎天下で2時間近いイベント。これは水分必須と判断し、和総さんに場所取りを任せてコンビニダッシュ。 ここで主催者からアナウンス。 「この時期の公開録音では、毎年必ず倒れる方が何名かいらっしゃいます。水分をしっかり補給し、気分の悪くなった方は…」 …わかってるなら何か対策しようよ 14時、公開録音が始まります。 今回のゲストは、高杉さと美さんと中村中さん。avexがいま力を入れて売り出している期待の新人ふたりの競演。 まずは高杉さと美さん登場。売り出しの多忙さを思わせるトークの後、「♪旅人」、「そして僕は途方に暮れる」、「♪百恋歌」を熱唱。 初めて生で見る高杉さと美さんは、綺麗な容姿と音声ながら、失礼を承知で言ってしまうと「どこにでもいそうな小娘」。 とどめに、歌手としては致命的に声が細く発声が不明瞭 せっかくいい歌詞ついてるのに… 14時45分、中村中さん登場。 ライブ見るのは3回目。白昼に見ると、飛び抜けた美しさはないものの、強い存在感があります。 岡山ローカルなトークで思わぬおやぢな一面を垣間見せた中さん、ライブは「♪リンゴ売り」「♪裸電球(新曲)」「♪冗談なんかじゃないからね」「♪友達の詩」の4曲。 「リンゴ売り」は愛されたいという渇望を強く感じる楽曲…「♪別に好きでこんな顔をしてるわけじゃない…」で始まる、荒んだ歌詞に心打たれます。 そして、新曲の「裸電球」は、そのアンサーソング。聴いていると、「あたしを嘲笑ってよ(未音源化)」のアンサーソングにも聴こえます。 このときのMCで中さんが発した一言… 「寂しいときに電話できる、聞いてくれるひとがいる。会いに来てくれるひとがいる。それって、とても素晴らしいことじゃないですか」 そして… 「♪抱けばつまらぬ体だけれど 逃げたりしないよ」 に象徴される独特の歌詞が、強く印象に残っています… MCで「気持ちの中の淋しさのバケツが、溢れてしまった人達が支え合うような歌ですね」と語っていた、中村中渾身のラブソング。J-POPにあちがちな「ほれた、はれた、めでたしめでたし」調のノー天気さとは一線を画した、人間の心の深みに切り込んだような健気なラブソングが、リアルな言葉になって心に突き刺さります… 「冗談なんかじゃないからね」で観客も交えて盛り上げたら、締めは「友達の詩」。 「♪手をつなぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから大切なひとは友達くらいでいい…」 パーソナリティが驚くくらい、皆身じろぎもせず聴き入っていました… 中村中の歌詞は、どの曲も「訳あり」の切なさのようなものが根底に漂っていて、それが心に突き刺さるように感じます。岩崎宏美が彼女の詩を評して「命削って書いている言葉」といった意味がよくわかります… ライブが終わって、ゲストふたりの対面。 華やかなワンピース姿の高杉さと美さんを見て、ラフな服装の中村中さんが「あたしもおめかししてくればよかった」とこぼしていたのには笑いました あっという間に過ぎ去った1時間半あまりの公開録音。 岡山まで聞きに来た甲斐はあったかな。 これを放送で聞ける岡山の住民が羨ましすぎます… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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