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テーマ:人間関係(929)
カテゴリ:日常の一コマ・シゴト
「ハンマーを持つ者には、すべてが釘に見える」
以前、このことわざを取り上げたことがあるかも知れない。 しかし、それが偉い人で、しかも強権的だったりするととってもタチが悪いことになる。 そして、木ねじをハンマーで打ち付ける愚を犯すことになる… それを自分がやるだけなら、指さして笑って終わりなんだけど… 余談ではあるが、「タグチメソッド」の創始者である田口玄一博士は、「開発段階で機能性の評価をやって無駄な労働時間を短縮すれば、2日の休みを3日か4日にすることだってできる。」と語ったという。田口玄一博士というひとは、技術面では世界の第一人者であるが、社会面ではあまりにも暗愚といえる。 開発段階で機能性の評価をやって、2日の休みを3日か4日にするくらい生産性が上がれば、2日の休みのままで10人の社員を7~8人に減らされ、切られた2~3人が失業者となり、減った人件費が株主の懐に入るだけ。それが新自由主義というものの本質であり、同時に小泉改革が目指した方向性でもあるのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月20日 21時54分06秒
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