カテゴリ:大規模大気特論 【むしくい】
*ダウンウォッシュ
· 煙突から出た煙が煙突の背後に生ずる渦や、近くの建造物によって発生する渦に巻き込まれ、【急激に地上に降下する】現象をいう。 · 吐出速度が風速よりも、【小さい】時に発生する。 · ダウンウォッシュが発生すると、正常な拡散状態に比べて、最大地上濃度が、【煙突近く】に出現し、また、その濃度も高くなる。 · 煙突出口でのダウンウォッシュを防止するには、煙突の出口径を、【小さく】して吐出速度を速くする。 · 煙突付近の構造物によるダウンウォッシュを防止するには、煙突の高さを建造物よりも十分高くする。 · 煙突の出口付近に、【つば状円板】を取り付けて、煙突背後に発生する渦を切るようにする方法もある。 · 排煙の吐出速度は、風速より少なくとも、【5~6】m/s大きくする必要がある。 · 煙の吐出速度を風速に比べ、【1.5】倍程度(Vs/u)より大きくとれば発生を少なくできるが、煙突頂部の形状が複雑になるとダウンウォッシュが発生することがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月12日 07時59分46秒
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