カテゴリ:大気特論
○ 運転条件の変更 *低空気比燃焼 ・【過剰】空気量を少なくし、可能な限り【理論】空気量に近い空気比で燃焼を行ってNOxの生成を抑制するもので、省エネルギーの面とも両立する方法である。 ・一般に、空気比を低くすると燃焼領域での酸素濃度が【減少】し、また実際のバーナーでは火炎温度も【低】くなるので、両者の相乗効果によりNOxの生成は低く抑えられる。この場合には、サーマルNOx、フューエルNOxともに低減されている。 ・空気比を下げすぎると、【すす】が発生しやすくなる。 *燃焼室熱負荷の低減 ・燃焼装置では燃焼室熱負荷を増大させると【サーマル】NOxも増大する。しかし、熱負荷の低減は炉の生産能力やボイラーの出力低下を招くため、実施が困難である。 *空気予熱温度の低下 ・燃焼用空気の予熱を行っている装置は、その予熱温度の低下によってNOxの排出を減少させることができるが、熱負荷の低減は炉の生産能力やボイラーの【出力】低下を招くため、実施が困難である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月20日 15時22分46秒
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