「霊的サーフィン、マインドセットの大切さ」
＠健康な教会への鍵
教会のビジョンを考えるとき、
先ず大切なことは
「マインドセット（心の準備する）」ことの重要性です。
サーフィンや山登りをするときは、それなりの装備が必要です。パンツ一丁で手ぶらで行っても、何もできないのは当然です。同じように、教会のビジョンを考えるとき、事前に「ビジョンに対する考え方の備え」も大切です。
その大切な三つのことを事前に確認しましょう。
心の準備１．「教会は主のもの」であることを再確認する
教会の頭はイエス・キリストです。そして、教会は主のものです。あなた個人の物でなければ、牧師や教会員の個人的所有物ではありません。
ですから、このように考えることは大切です。
「そのビジョンは、キリストが所有する教会において、神様ご自身が望んでいることなのか」
とかくクリスチャンは、信仰の名を借りて、教会を利用し自己実現を果たそうとする弱さを持っています。「神様は何を望んでいるのか」を繰り返し吟味する必要があります。
「御子はその体である教会の頭です。」（コロサイ1:18）
心の準備２．「神様の働きに参加させていただく」という謙遜を身につける
教会は神様が働くところです。人間が働くところではありません。
時に、クリスチャンは自分がしたい自分の計画を神様に手伝わせようとして、祈り求める傾向があります。しかし、それはまったくの逆です。神様がご自分の教会で遂行している働きに、参加させていただくのです。
そのために、「教会で今、神様はどのように働いているのか。何をなさろうとしておられるのか」を、ジックリと見極めることが大切です。
教会は、私たちクリスチャンを通して神様が働く場所です。この天地万物を造られた創造主なる神様の宇宙規模の働きに「参加させていただく」のです。
「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する。」（箴言19:21）
心の準備３．「神様のビジョンを受け取る」従順さを養う。
クリスチャンは、自分たちが考え出したビジョンを、神様に押し付けようとします。
もちろん、神様は恵みに満ち溢れたお方ですから、あなたの願いと祈りを喜んで聞いてくれるでしょう。しかし、人間が考え出すビジョンは「パソコンのバグだらけのソフト」のようなもので、小さく欠陥だらけのものですから、それ以上のことは何も起こりません。
わたしたちクリスチャンが、神様のビジョンを素直に受け入れ、それに仕ようとする信仰の姿勢が整えられるまで、神様はそのビジョンを示すことを保留されるでしょう。
神様のビジョンを受け入れ、そのビジョンに生きることを決断し、「ビジョンを示してください」と祈り求めることは大切です。ビジョンを受け取る心の準備ができたなら、神様は溢れるほど豊かにそれを示してくださいます。
わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。（エレミヤ29:11）
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