習慣ご飯は右手で食べる。左手は不浄の手である。トイレでは左手を使って水を流し洗うようだ。しかし詳細は不明。 実行を諦めたからだ。 家にはシャワーがあったが、冷水だった。 たとえスリランカといえども、夜は寒いので寝る前のシャワーは無理だったので、午後の暑い時間に、シャワーを浴びていた。 周りには、シャワーなんてない家の子が多く、井戸で水を浴びていた。 布を体に巻き付けて、公衆の面前で体を洗う事になる。 濡れた布が、ぴっちり体に張り付き、体のラインがあらわになり、なんとも艶かしい光景を目の当たりにした。 友達の家に、遊びに行った時に、その布を巻き付けて川で水浴びをした。 上流から大きなものが流れてきたので、よく見ると、バスケットボール大の象のうんちだった。 いくつもいくつも流れてくるので、川を飛び出た。 どうやら上流で、象の群れが、水浴びをしていたらしい。 小乗仏教の国で、信仰心は厚かった。 月に一回の満月は、お休み。お寺に行って、祈りをささげるのだ。 寺の入り口で履物を脱がなければいけない。 花、お線香、火をともすためのココナッツオイルと布を持って行く。 花と線香で、寺には何とも言えないいいにおいが充満していた。 あれが天国の匂いなのかなと思った。 |