700007 ランダム
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学力向上・勉強のコツ・学習計画など受験勉強法を教えています。

<新指導要領について>

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<新指導要領実施にともなう移行措置および先行実施について>


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<移行措置>
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移行措置とは、就学途中で学習指導要領が変更される児童生徒に対して、新学習
指導要領に移行したときに、未履修の学習項目があったり、学習する必要のない
学習項目や重複して履修する学習項目があったりする事を防ぐためにおこなう
ものです。


したがって、学習項目の削除や追加、学年間の移動がある場合には、必ずおこなわ
れます。(今回の対象は2,009年度時点での小学生)


前回の改定では、学習内容の削除が主なものだったため、余った授業時間を
『総合的な学習の時間』に振り返る事で、比較的簡単におこなえました。


ところが、今回の改訂では、理数科で大幅な見直しがあったため、年ごとに複雑な
移行措置がおこなわれる事になります。



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<移行措置と先行実施による、理数科の授業時間数の増加>
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★ 小学校による移行措置 ~平成21年度・平成22年度実施~
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平成21年度時点の小学生は、全員が2カ年間の移行措置の対象になります。
これにともなって、算数・理科の授業時間数も変更になります。


小1:算数+22時限

小2:算数+20時限

小3:算数+25時限 理科+20時限

小4:算数+25時限 理科+15時限

小5:算数+25時限 理科+10時限

小6:算数+25時限 理科+10時限


★ 中学校による移行措置 ~平成22年度・平成23年度実施~
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本来の移行措置(履修内容の欠落・重複の調整)は、平成22年度の中1、
平成23年度の中1・中2に対しておこなわれます。これにともない、数学理科
の時間数が下記のようになります。


平成22年度 中1:数学+35時限

平成23年度 中2:        理科+35時限

平成23年度 中1:数学+35時限


★ 中学校における先行実施 ~平成21年度・平成22年度・平成23年度実施~
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本来、現行学習指導要領のもとで、高校過程まで進むはずの学年に対して、新指導
要領の先行実施がおこなわれる事になりました。(移行措置とは本質的にはこと
なります。)


先行実施は、総合的な学習の時間を教科の時間に振り替えることでおこなわれます。


平成21年度 中3:        理科+25時限

平成22年度 中3:数学+35時限 理科+25時限

平成21年度 中1:数学+35時限

平成22年度 中2:        理科+35時限

平成23年度 中3:数学+35時限 理科+60時限


これらの生徒は、高校課程では同じ内容を学ぶにもかかわらず、平成21・22
・23年度の中3を比較すると、


平成21年度の生徒には理科で付加、平成22年度の生徒にはこれに数学が付加、
平成23年度の生徒にはこれらに加えて、さらに中1数学と中2理科・中3理科の
更なる追加内容が付加、というように、卒業年度によって履修内容が異なることに
なります。


  以上が時間数の増加からみた新指導要領実施にともなう移行措置および
先行実施についての内容です。


科目の内容については、前々回の新指導要領に逆もどりする事になると考えれば
よいでしょう


新指導要領が完全に実施されるまで、来年からは、教える側も教えられる側も
あれやこれやと大変になってくると思います。



以上




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