リビング階段の考察
最近、はやっているリビング階段について私が調べた限りの良い点・悪い点をまとめてみます♪ちなみにうちはリビング階段を取り入れました。リビング階段の良い点ですが、一番上げられるのは「子どもとの接点」ではないでしょうか。子どもが学校から帰ってきた時に、親と顔を合わせることなく自分の部屋に行くのではなく、リビングを通って階段があると、親と顔を合わせてから2階へ行くことになるためです。階段とは関係有りませんが、これと同様な意味で、「子ども部屋にベランダを」というのもあります。布団を干すときに、ベランダのある子ども部屋に入る必要があるためです。(子ども部屋に入る理由となる)リビング階段の悪い点として一番に上げられるのは「冬場の寒さ」です。なぜかというと、暖かい空気は上に昇るからです。リビングで暖房しても、暖かい空気がリビング階段をつたって上へ昇ってしまいます。(反対に2階の冷気が下に降りてきます)そのため、冬場寒いと言われるわけです。対処策として、階段の降り口にカーテンを引いたり(天井から床まで)、扉でしきってしまえば暖かい空気が逃げるのをかなり防ぐことが出来ると思います。(うちは3枚扉でしきる方式で対応予定です。夏場は扉は開けておきます)夏場の冷房効率は?というと、冷たい空気は下に降りるので、冷房で冷やされた空気がリビング階段を伝って上へ行くことはありません。ただ、夏場は2階のほうが暑いため、暑くなった空気が逃げ場がないと1階へ降りてきてしまうこともあると思います。あまり言われていませんが、リビング階段には他に良い点があります。夏場の風通しが良くなるという利点もあります。階段の上の方に窓があることが条件ですが、暑い空気は上へ上がるため、リビングに階段があるとそこを伝って上へ上がり、階段の上方の窓から暑い空気を排出します。これは夏過ごしやすい家をいろいろ調べているときにみつけたのですが、平面だけの風通しだけでなく、上下での風通しができるとすごく快適になるようです。(すぴか(妻)の友人の設計士さんからも、この方式を進められました)うちの場合、冷房が苦手なので夏場でも窓を開けて風を通す&扇風機だけで過ごしたりするので、これはすごく重要なポイントでした。階段の位置というと、他に玄関ホールから階段に昇る形が一般ですが、こちらについても少し。良い点として、・リビング階段のようにリビングの暖房効率が損なわれない。・間取り的に階段を配置しやすい。 (リビング階段は間取り的に位置が難しい)・来客時などに2階への行き来が気にならない。悪い点としては「冬場2階が寒くなる」リビングは寒くなりませんが、2階が寒くなります。現在、私は親と同居しており、私たち家族が2階部分に住んでいます。階段は玄関奥の階段なのですが、玄関ホールの冷気や外の冷気が玄関を開けたときなどに2階に伝わってきて、1階よりも2階のほうが寒い状況です。メインで過ごす場所が1階のリビングなら問題はないと思います。「子どもとの接点」リビング階段でのメリット部分の「子どもとの接点」ですが、これは間取りの工夫(リビングから玄関ホール部分への扉にガラスを入れて玄関の出入りを見える様にするなど)で対応できるので、さほど問題ではないと思います。「風水的に…」風水を重視される人は、風水的には玄関からの階段は運気を逃がすとして好まれません。玄関から家の中心に向けてラッキーゾーンというのが存在するらしいのですが、玄関から階段に行ける場合、その幸運がすべて2階へ逃げてしまうそうです。ただ、これには科学的根拠がないため、そこまで重視する必要はないと思います。(私もそのラッキーゾーンにタブーとされる水回りが来ています)また、これは風水の流派によってまちまちです。瓦についても書きましたが、階段についても同じく「良い点・悪い点」の両方を分かった上で、自分の重視する方を選びましょう♪(悪い点がわかっていれば、対処策も見つかったりします♪)Copyrights (C) 【金魚屋の息子】ぷに All Rights Riserved.金魚すくい販売(金魚・ポイ・用具)の総本山!金魚の本場 『大和郡山』 より 現役の金魚屋 が惜しみもなく公開する 金魚の全て!!「金魚の飼い方」「金魚すくいの極意」「金魚質問BBS(病気など)」などなど…