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カテゴリ:家族 ・ 友達
これはYukokoが20歳の誕生日を迎えたときの話。
2部作なので、初めての方、もう一度そわそわを臨場したい方は 昨日の記事からどうぞ。→こちら 20歳になった日のディナーが始まった。 食事中は、専ら「店員さんにおめでとうって言われた上に ケーキまでサービスしてくれることになってよかったな」という会話。 1時間ほどゆっくり食べて、さて。。。というところ。 「こっちからも催促できないし、どうする?」 「もしかしたら、忘れてるかもしれへんから、 もう出よう」 遠慮から、Yukokoは帰りたくなってしまう。 家族も「そうやな~帰ろうか。。。」 と困惑ぎみ。 と、そこへ男性の店員さんが来る。 「あ、お待ちください、 すぐ、ご用意しますのでね」 席を立とうとしてた我々をいいタイミングで止めてくれた店員さん。 「あ~シャンパンか~飲んだことないねん」 再びそわそわ感がYukokoを襲った。 何分かして先ほどの店員さんが手に大きい皿とシャンパンを持って やってきた。 なにやら、棒が2本立っている。 (ろうそく??) と思ったのと同時に、その皿があたしの前に置かれた。 (うわ!ティラミス) しかも、皿の淵には「Yukokoさん、お誕生日おめでとうございます」 とチョコレートで装飾がしてある。 「すごいで~」 家族もケーキの皿を覗き込む。 と、そのとき、Yukokoを困惑させる出来事が。。。 店員さんが棒2本に火をつけた バチバチバチ 線香花火の強力バージョンだった。 「え~~なにこれ~~~」 そのまばゆい光に満席のお客さんの注目を一気に引いてしまう。 (わ~恥ずかしい) 花火に火をつけた店員さんがおもむろに 「レディース アンド ジェントルメン!!」 なに??なにがはじまるのぉ 「今日は、Yukokoさんの誕生日です、みなさんご一緒に歌ってください ハッピバ~スデ~ツ~ユ~」 ぱらぱらと声が聞こえてくる。 「ディアYukokoさ~ん、ハピバスデーツーユー」 ど~っと拍手が起こる。 「ありがとうございます!ほら、Yukokoも!」 お客さんたちに頭を下げ始めた母さま。 あたしはちょっと放心状態に入っていて、 母さまに言われて意識が戻った感じだった。 「ありがとうございますっ!!」 びっくりと恥ずかしさで、それを何回も言った、それだけ。 本当は感謝の言葉をスピーチできるくらい感動したのに。。。 そんな風にして、Yukokoの20歳の誕生日は強烈な思い出になった。 あのとき食事に来ていたお客さん、店員さん、そして家族、 あたしは恥ずかしかったです でもそれ以上に、すごく楽しい誕生日になって、感謝しています。 応援ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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