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石鹸とのまどろみ

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オレンジタビー

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もーも@ Re:ミルク100%石鹸の作り方ありがとうございます こんにちは。 作り方を公開してくださって…
オレタビ@ Re[1]:マングローブの石けん(01/17) すーさんさん、こんにちは >箱には、…
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2009.08.09
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テーマ:手作り石鹸(829)
カテゴリ:石けんのご紹介
 
夏休みに入って少し余裕のできたオレタビです。

先日私の石けんを使っていただいたお知り合いの方から

ゴートミルク石けんのレシピを教えてほしい、もしくは

ゴートミルク石けんをわけてほしいと

嬉しいメールをいただきました。


残念ながらゴートミルク石けんの

在庫がなくてお渡しすることはできませんでしたが、

そういえば、ミルク100%の石けんの作り方について

聞かれることが多いので、こちらでちょっとまとめて

みようと思いました。ベテランソーパーの方は

ご存じだと思いますので、スルーしてください。


石鹸を作る際、水分をミルク類100%に置き換えて

作ると、失敗することが多いので、びっくりされる方が

多いようです。普通に水を使ったときと同じように、ミルクに

苛性ソーダをそのまま入れると、きつい臭いとともに

ミルクが真赤になってみるみる高温になり、モロモロとなって

しまいます。また、無事型入れまでこぎつけたとしても

石鹸のタネの温度がさらに上昇して、石鹸が噴火してしまったりします

(失敗作はこちら、液体オプションについてはこちら)。

そこでおすすめなのが、ミルクを事前にシャリシャリ状態に

凍らせておくことです。しっかり凍ってしまうと

苛性ソーダが溶けきらない可能性があるので、あくまでも

シャリシャリがポイントです。


ここでは、ゴートミルク100%で作ったレシピを

ご紹介します。ゴートミルクのほかに、

牛乳でもココナッツミルクでもかまいません。


【ゴートミルクのアロマ石けん】
 
オリーブオイル 200g
ココナッツオイル 150g
パームオイル 150g

ゴートミルク 170g
苛性ソーダ 70g

ローズマリーエキストラクト
精油お好み 10ml~15ml

【手順】
 
1.ゴートミルク 170gをシャリシャリ程度に凍らす。 
 
カチカチになってしまったら、
しばらく置いて溶かすか、軽く湯銭する。 
ゴートミルクはフレッシュな市販のものでもよいですし、
ゴートミルクパウダー30gをあらかじめ
熱湯170gに溶かしてから凍らせたものでもかまいません。
 
P1030307.JPG
 
(シャリシャリ具合みえますか?ちなみに
写真の耐熱ボトルは苛性ソーダ水を
作るのにとても便利です!)


2.油脂を種類を軽量してボウルに入れ、
湯銭しながら42度程度にする
 このとき、天然防腐剤の
20滴ほど油脂にまぜておく

 (ローズマリーエキストラクトとは、
ローズマリーから抽出された天然の酸化防止剤で、
 特にミルク系のオプションを使うときに
入れるようにしています)

3.苛性ソーダを軽量しておく

4.1のシャリシャリゴートミルクに、
苛性ソーダを投入して、42度程度にする
 
P1030314.JPG
 
 色はオレンジ色になります。
この薬さじも、苛性ソーダ水を混ぜるのにとても便利です。
 
5.2の油脂に、4の苛性ソーダミルクを投入して、
20分程度攪拌します。 トレースが出るまで
ボウルにラップをして、しばらく放置します
(時々様子をみて まぜてみてください)。

 水の代わりに、ミルクやハーブティーを使うと、
トレースが早く出るので季節にもよりますが、
10分~30分程度放置すると、
しっかりトレースがでていることが多いです。
 
6.5にお好みの精油を加えてよくまぜ、型入れします。
 
ご参考までに今回はレモングラス5ml、
プチグレン5ml、スイートオレンジ5ml
で柑橘系にまとめています。
 
P1030322.JPG
 
7.型を保温します。夏場はあまり厳重に保温する必要はありません。
 
P1030324.JPG

8.2~3日程度で石鹸が硬くなっていたら、型からだします。
 柔らかい場合はもう数日様子をみてください。

9.型だしした翌日もしくは翌々日程度に
(さわっても石鹸の形が崩れないほど
 表面が硬くなってから)カットして
乾燥させます。そして、4週間程度
 乾燥させたら、出来上がり。


夏場の石けんづくりは大変ですが、今からしっかり寝かせて

冬場に使うためにいかがですか。ぜひお試しあれ。
 
 





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Last updated  2009.08.09 13:26:32
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