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2006年05月02日
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カテゴリ:映画

     人は皆、傷つけ、傷つけられることを恐れながら生きている。
     それでも人は誰かと想いを分かち合い、誰かと繋がっていなければ生きていけない。

『クラッシュ』
2005年 アメリカ
監督・原案・脚本・製作・・・ポール・ハギス
製作・・・ポール・ハギス、キャシー・シュルマン、ドン・チードル、ボブ・ヤリ、マーク・R・ハリス、ボビー・モレスコ
出演・・・サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、ライアン・フィリップ他

第78回アカデミー賞 作品賞、脚本賞、編集賞 受賞

                        【STORY】

ロサンゼルス。ハイウェイで一件の自動車事故が起きた。日常的に起きる事故。しかしその“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発が待っていた。ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、アフリカ系黒人の若い2人は白人夫婦の車を強奪。人種差別主義者の白人警官は、裕福な黒人夫婦の車を止めていた。階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、悲しみと憎しみが生まれる。
ロサンゼルスの36時間の中で沸騰する、彼らの怒り、哀しみ、憎しみ、そしてささやかな喜び・・・。

大方の予想を覆し この作品がアカデミー賞作品賞をとったことで、全国での拡大上映が決まり ようやくこちらでも公開されました。

期待に胸を膨らませ、観始めたところ・・・・・・もう どうしようかと思いました。
だって 登場する人、登場する人みんな、不機嫌なんですもの。 それも何かに向かって、とても怒っていて・・・これは 観ているこちらまで しんどくなるわ。やっぱり 私が苦手な『ミリオンダラー・ベイビー』を作った人だもの~
そういう思いで観ていたのですが、途中から引き込まれていきました。
一見無関係の人たちが、終盤に向かって だんだん繋がっていく。それも全く違和感なく・・・
これは 素晴しいと思いました。

アメリカが抱える 人種差別の問題を正面からとらえた犯罪ドラマでありながら、作品自体は感動のヒューマン・ドラマに仕上がっていると思います。
私には到底 分かりえない世界ですが、理由のない“怒り”や“哀しみ”は誰もが体験することですし、そこに「差別」というものが関わってくると この映画のように犯罪が起きてしまう。

刑事役のドン・チードルが素晴しかった。こういう難しい役を(感情の起伏はあまり見せず 喜怒哀楽をあらわす)淡々と演じていて 涙を誘いました。
でも なんといっても、一番泣いてしまったのは 鍵屋さんと娘の「透明マント」のエピソード・・・あの瞬間!私だけではなく 周りの人もみんな泣いていました。
そして人種差別主義者の白人警官マット・ディロン 彼は去年『ハービー/機械仕掛けのキューピッド』←この時は笑えた!で観て以来でしたが さすがアカデミー助演男優賞にノミネートされただけはあります~
冷酷な時、父の介護の時 そして一度は辱めた女性を命がけで救う時・・・色々な顔を使い分け 最後はこれも涙を誘います・・・
ブレンダン・フレイザー 出番は少ないですが『原始のマン』『ジャングル・ジョージ』などのコメディー、『ハムナプトラ』の冒険モノ で私のお気に入りの一人。今回はかなりシリアス・・・少し体重増量したのかな?

どの人物のどのストーリーも なるほどと納得してしまい、無理矢理こじつけた所もなく
これだけたくさんの人物が登場していても ちゃんと誰がどんな生活をしている人なのか・・・迷うことなくわかるのです。 これってスゴイことだと思う~~ 
そして一番リアリティがあるのは善人=善人 ではなく
善人なのだけど、ある時は悪人(刑事が裏取引とか) 被害者なんだけど、ある時は加害者(車に轢かれた東洋人)・・・などと人間の多面性を捉えているところ・・・

人間って 皆そうですよね・・・

    人生は高速で流れ、僕たちはお互いに衝突し合う


マリー的星評価・・・★★★★(脚本の筋立ての素晴しさもあって)

 

今日は頑張って5回目の『リバティーン』も鑑賞・・・
『クラッシュ』がすんでから 休憩は約20分~気持ちを切り替えつつ 臨みました。
今日でしばらく伯爵さまに会えないと思うと 字幕を読む余裕はなく・・・
一度も字幕に目を通すことなく鑑賞~ 英語苦手なのにストーリーや台詞が結構頭に入っているから これなら字幕なしでもいけるわ~なんてね~♪

何回観ても切ない映画でした。
でも『クラッシュ』も「救い」はあったし、『リバティーン』もある意味「救い」はあった・・・と思うのです。 しばらくお別れです・・・ロチェ伯爵(涙)

 

 

 






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最終更新日  2006年05月03日 00時39分56秒
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