◆2007年“香港の旅・アンディ演唱會の巻”◆を、Freepage に載せました。
1月中にと思って頑張った(笑) 間に合ってよかった!!
よろしければ、覗いて下さいね~♪
『インファナル・アフェア』(2002年)
監督・・・アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作・・・アンドリュー・ラウ
出演・・・アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エルヴァ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン 他
【STORY】
ストリート育ちのラウ(アンディ・ラウ)は、香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボス、サム(エリック・ツァン)によって警察学校に送り込まれる。10年で内部調査課の課長に昇進。ベストセラー作家マリー(サミー・チェン)との結婚も内定していた。
一方、ラウと同じ警察学校に通っていたヤン(トニー・レオン)は、組織犯罪課のウォン警視(アンソニー・ウォン)の指示で、サム率いるマフィアに潜入。今では麻薬取引を任されるまでになっていた。
しかしヤンは長年に渡る内通捜査で自分を見失い、精神科医リー(ケリー・チャン)のもとに通うようになる。ある夜、ヤンから大きな麻薬取引を行うとの情報を得たウォン警視は、水面下で調査を始めるが、同時に警察の動きがラウからサムに伝わり、検挙も取引も失敗に終わる。双方にスパイがいることが明らかになった。ラウとヤンは、それぞれ裏切り者を探すよう命じられる。
BSで3日間に渡って、『インファナル・アフェア』3部作が放映されました。
この作品はアンディ&トニーの魅力だけではなく、何度観ても新しい発見があったりして
今回もやはり観てしまいました。
素晴らしい作品だから・・・と色々な人に薦められていたのに、『墨攻』でアンディにおとされるまで観てなかった私。観終わって~とても衝撃を受けたものです。
原題は 『無間道』 東洋人にもわかりやすい仏教思想。
《無間道》 とは涅槃経第8巻にある 《無間地獄》
それは、最も苦しいのは生を超えられないことだという意味です。
でも、映画の中では、もう一つの意味があります。
『インファナル・アフェア3 終極無間』の結末に描かれる、長寿は最も辛く苦しい一つの懲罰。不死は必ずしも快楽ではなく、死も必ずしも悪いとはいえない。
生きている方が苦しいこともある。ということですね・・・。
映画の中で、アンディは様々な表情を見せてくれます。
潜入という環境でいつも張り詰めていて、ギリギリの表情。 それは愛する女性(ちなみに“マリー”♪)の前でも “善人” を演じている。
この映画のラストで、彼が渇望する “善人” に成り得たのか?
それは3部作全て観て理解出来るでしょう・・・
トニーの演技も素晴らしいです!
ハリウッドリメイク『ディパーテッド』ではレオが魅せてくれましたが~私はやはりトニーの方が好きです。
同じ潜入・・・こちらは、いつ命を落としてもおかしくない状況。そこで10年・・・
常人には考えられない。
精神を病んで、それでも正義に生きようとする彼の真摯なまなざしに泣かされます。
忘れてはいけないのが、アンソニー・ウォンやエリック・ツァン・・・
彼らがいなくては、この作品は成り立たない。。。
香港ノワールではおなじみの(ノワールに関わらずですが)顔ぶれなんですが、ここでの彼らは 本当に素晴らしいです。
この映画に関しては、語りたいことは山ほどあるんですが・・・
アンディの素敵なことといったら~~~(と、それは置いといても~笑)
キリがないので~(爆)
けれど一度観たら、もう一度、またもう一度・・と何度も何度も観たくなる作品です。
観れば観るほど、疑問も出てきたり~こんなとこ見逃してた~と気づいたり・・・
ちなみに印象的に流れる女性のバラードは、「被遺忘的時光」(台湾のツァイ・チンが昔唄ってヒットした曲)
上のオーディオ店(劇中では 「超域音響」 というショップ)で2人がこの曲に聴き入るところは、大好きなシーンです。
『インファナル・アフェア』はアンディとトニーが
『インファナル・アフェア 終極無間』ではアンディが主題歌を歌ってます。
どちらも とっても良いです~~~♪
マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★★
マリー的涙度数 ・・・ ★★★★☆ (これは1だけ・・・3は★★★★★です。)