737379 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

pure breath★マリーの映画館

pure breath★マリーの映画館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

マリーmypink

マリーmypink

カレンダー

お気に入りブログ

こぶたのベイブウ映… こぶたのベイブウさん
猫とHidamar… にくきゅ〜う★さん
世界の中心に愛をさ… sanacatさん
☆orange pe… ☆オレンジピール☆さん
あ!CINEMA 365 DAYs ラブ☆シネマさん

コメント新着

くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
マリーmypink@ ななさんへ・・・ ななさん こんにちは~~♪ >生ジョニ…
なな@ アップしました~ 生ジョニー,羨ましいなぁ 監督さんって…
マリーmypink@ rose_chocolatさんへ・・・ rose_chocolatさん こんにちは~~♪ …
rose_chocolat@ Re:『ガリバー旅行記』(04/18) マリーさん、楽天は省エネだねw でもも…

フリーページ

ニューストピックス

2008年03月05日
XML
カテゴリ:映画
                 死の床にある母が語った物語は、

                 娘たちが知らない

                 40年前の愛の記憶・・・







『いつか眠りにつく前に』


監督・・・ラホス・コルタイ
原作・脚本・・・スーザン・マイノット
脚本・・・マイケル・カニンガム
出演・・・クレア・デインズ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、メリル・ストリープ、トニ・コレット、パトリック・ウィルソン、ヒュー・ダンシー、ナターシャ・リチャードソン、メイミー・ガマー、アイリーン・アトキンス、グレン・クローズ 他




                     【STORY】


自宅のベッドで2人の娘コニー(ナターシャ・リチャードソン)と二ナ(トニ・コレット)に見守られながら、静かに人生の最期を迎えようとしている老婦人・アン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)。
混濁とした意識の中で、彼女は娘たちの知らない男性の名「ハリス」を何度も口にする。
意識と無意識の間を漂うアンの記憶は、1950年代のある週末の出来事へと遡っていく・・・。

歌手になる夢を持った24歳のアン(クレア・デインズ)は、親友・ライラ(メイミー・ガマー)の結婚式でブライドメイドを務めるために、ロードアイランドの海辺の町を訪れた。
そこでアンはライラの弟で、大学の同級生だったバディ(ヒュー・ダンシー)と再会。
さらに一家のメイドの息子で、今は医者をしているハリス(パトリック・ウィルソン )と出会う。。。そして運命の恋に落ちた。

だが、その恋には悲劇的な結末が待っていた・・・。







やっと観れました。
美しい映画でした。。。

海に揺れる小船に横たわる一人の女性・・・
海は静かで・・・まるで1枚の絵画のよう。
やがてシーンは変わり、今度はベッドに横たわる一人の老女。
美しい場面は彼女の夢だったのだ。と、その時に分かる。

最期の時が近づく「今」と、「過去」が交互に描かれるこの作品。
叶えられなかった出来事を人生の最期に思い出す母、彼女を見つめる娘たち・・・


アンは、大きな後悔と共に心から愛したハリスを想った。
実らなかった想い。
どれだけ後悔してもしきれない、忘れられない辛い出来事。

私がアンに心から感情移入出来なかったのは、彼女がバディの死より、ハリスとの別れを強く想っていたからかなぁ・・・




人はみんな自分の人生に満足しているのでしょうか?
私自身、人生の三分の一を終え~あの時ああしていたら・・・こうしていたら・・・
そう思うことはたくさんあります。
子育てにしても、子供に対して自分は“いい母親”だろうか?とふと考えてしまうし~
勿論、愛する気持ちは誰にも負けないけど~それでも、子供にとっての私は・・・
好き勝手している、怒りんぼ母かも・・と考えてしまう。

料理を作りながら~子供たちに「ああして」「こうして」とせがまれ
途方にくれながら、歌を歌ってあげるアンの姿に泣きました。。。
♪ 私がお月様を見ると お月様も私を見る ♪






クレア・デインズは最近しょっちゅう見ますが~
私は結構好きです~。脚本を書いたマイケル・カニンガムが彼女を思い浮かべながら書いたというだけあって~ぴったりでした~。
歌も自分で歌ってたんですね。とっても上手かった~ステキでした♪




329505_002.jpg

                     ↑

メイミー・ガマーは、本当に実母メリル・ストリープ にそっくりですね~
目鼻立ちが特に似てる~!
上流階級のお嬢さまという雰囲気そのままでした。





329505_003.jpg

         ↑

妹二ナ、トニ・コレット・・・
やはりいいですね~ 『イン・ハー・シューズ』や『リトル・ミス・サンシャイン』でも
素晴らしい演技を見せてくれましたが~
今回はいつもよりちょっと若い役かな? 仕事も恋も長続きせず、自分の生き方に迷っている・・・そんな彼女が思いがけない出来事で、恋人に告白するシーン。ここで私は大泣きしてしまいました。
彼女にたくさん泣かされたのは~『イン・ハー・・』以来です(笑)





姉コニーのナターシャ・リチャードソンは、アン役ヴァネッサ・レッドグレーヴのこちらも実の娘さん。やはり雰囲気も似てるし~
しっかりとしたお姉さん~というカンジでよかったです。
妹にキツイことを言いながらも~やはり姉妹。ホントはとっても心配してるって伝わってきました。





ヴァネッサ・レッドグレーヴ とメリル・ストリープは、2人ともあまりにも素晴らしくって~何も言うことはないです。
ヴァネッサは、ほとんどベッドに横たわっての演技ですが~
幻覚をみている時、現実に戻った時~とちゃんと表情で分かるのです。

メリルは、少しの出演ですが~さすがの存在感。
アンと一緒にベッドに横たわり、昔と同じように語り合う・・・彼女の「私たちはそれぞれすべきことをした」
微笑み合う2人。。。涙・・・涙
このシーン ↓


329505_007.jpg




こちらは、若いときのアンとライラ
メリル母娘はそっくりだけど~クレアとヴァネッサも似てる気がする・・・


329505_001.jpg






男性陣~
パトリック・ウィルソンはラウル(『オペラ座の怪人』)が真っ先に浮かぶ、。
まぁ今回は普通かな~~~(何様?的意見でスミマセン)

バディ役のヒュー・ダンシーがね~。なんかいいんですよ・・・
お坊ちゃまなのですが~一番悪意がない~純粋な青年。彼が言いたかった“もうひとつのコト”は何だろう?ってずっと考えてしまった・・・
印象深いです。
哀しい役だったけど~この映画でクレア・デ゙インズとラブラブになったそうですよ~~(現在進行形?)
よかったね♪





自分は“その時”何を思い、誰を想うのだろう・・・


マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆
マリー的涙度数 ・・・ ★★★★☆ 









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年03月06日 10時05分59秒
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.