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カテゴリ:映画
運命は誘う、捨てたはずの過去へ 『カメレオン』 監督・・・ 阪本順治 脚本・・・ 丸山昇一 出演・・・藤原竜也、水川あさみ、塩谷瞬、豊原功補、萩原聖人、谷啓、犬塚弘、加藤治子、 岸部一徳 他 【STORY】 カメレオン・・・危険をいち早く感知し、その場の状況・感情により素早く体を変色させ、狙った獲物を捕らえる生き物。 まるでカメレオンのように、いくつもの表情をもち、ときにはゾッとするほど冷めきった顔を垣間見せる伍郎(藤原竜也)。 ある日いつものように完璧に獲物を騙しきった伍郎たちが偶然、拉致現場に居合わせてしまったのをきっかけに、暗い闇の連鎖が動き始める…。 【解説】 巨大な事件に巻き込まれ詐欺グループの仲間を殺された主人公が、復讐(ふくしゅう)に立ち上がるクライム・アクション。 故・松田優作の“遊戯シリーズ”第2弾「カメレオン座の男」のタイトルで企画された脚本を 現代風にデフォルメし、『亡国のイージス』の阪本順治監督がクールなダークヒーローをよみがえらせた。 『DEATH NOTE デスノート』シリーズの藤原竜也がハードボイルドな外見に変身、ノースタントでアクションに挑み危険な主人公を熱演する。 お気に入り・藤原竜也くんの『カメレオン』を観てきました。 本人は気に入ってるのに、ファンの間では大不評という髭姿・・・・ 確かに微妙・・・。 彼は童顔だし、あの美しい顔には髭は・・やっぱり似合わないかな??? ヘアースタイルも、彼自身が『オールド・ボーイ』の主人公を真似たというスタイル。 これもどうかな? 私は、いつものストレートヘアが好きだなぁ。。。 いつものこんなカンジの~♪ ストーリーは昔風。 それというのも、松田優作の為に作られた脚本だそうで・・・ 優作さんが演じていたら、また全然違う作品になっていたでしょうね。 でも竜也くん、なかなかよかったです! つかみ所のない雰囲気が凄く合っていたし 相手役の水川あさみちゃんとの相性も、とってもよかった。 冒頭にちょっとだけ際どいシーンがあるのだけど~(モロに見えるとかそういう場面じゃなくて~観客の想像力に訴えるようなシーン) ドキッとさせられたし・・・ 元々2人とも好きなので~尚更よかったかな・・・ 竜也くんは彼のデビュー作TVドラマ「それが答えだ!」から目をつけていて~(笑) このドラマ、深キョンが出てたり~小栗旬くんがゲスト出演していたり、なかなかいいドラマなんですよ~。 三上博史が天才マエストロで、でも傲慢すぎてクラシック界から締め出され、高校の音楽の先生となり~ 生意気な竜也くんや深キョンが所属する吹奏楽の顧問になる・・というお話。1997年の連続ドラマ。 久々に観たくなったな~~~。 話が逸れました・・・ 今回の彼は、いろんな表情と苛烈な過去をもつオトコ。 生き急ぎ、なんの目的もなくただ毎日を過ごしている。怠惰な雰囲気がとてもいいし~やっぱり演技が上手いなぁって感心してしまう。 水川あさみちゃんも好きな女優さんです。 本人も男っぽい性格~と言うように、さっぱりした雰囲気がステキ。 彼女もまた、目的もなく無気力に毎日を過ごしている女性、佳子。 そんな彼女が自分と似たところのある伍郎と出会って~変わってゆく。 竜也くんとのキスシーンも、彼女だから許す!(何様?笑) 伍郎の友人、公介は塩谷瞬。 彼は可愛いね~。(あっ!口ぶりがおババ口調に・・・) 支えてあげなきゃ~という気になってしまう。 彼らと生活を共にする一座のメンバー。 犬塚弘、谷啓がなつかしの“クレイジーキャッツ”ばりの演奏を見せてくれたり、芸達者な加藤治子もステキ。 竜也くんが、ほとんど自分で演じたというアクションも素晴らしいです! 特に34段の階段滑り落ちや、倉庫の天井からの落下シーン・・・凄い。 撃たれて倒れ、鬼気迫る表情などは背筋がさむ~くなるほど。 私が彼のこと、お気に入りなのは~やはり演技がずば抜けて上手いっていうこともあるんだろうな。 松田優作が演じていたら、どんな伍郎だったのかな? ちょっと想像してしまった。 けど皆がそういう気持ちになるだろうと、分かっていて演じるのも難しいことですよね。 藤原竜也、チャレンジャーだな・・・拍手。 マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★☆☆ (ストーリーがもうちょっと“今風”ならいいな。) マリー的涙度数 ・・・ ★★★☆☆ (テンポが速いのか、哀しがる余裕があまりなかった。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月08日 21時52分09秒
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