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カテゴリ:映画
信じる心、残っているか。 『レッドクリフ Part I』 監督・・・ジョン・ウー 音楽・・・岩代太郎 出演・・・トニー・レオン、金城武、リン・チーリン、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、チャン・フォンイー 他 【解説】 日本でも高い人気を誇る中国の史伝・英雄譚「三国志」。その中でも最も有名な合戦である「赤壁の戦い」を、名匠ジョン・ウー監督の手で映像化。壮大な戦いと戦の最中に繰り広げられる人間模様を2部構成で描いていく。第1部にあたる本作は周瑜、孔明を中心に「赤壁の戦い」に至るまでの経緯を丁寧な描写で追う。 【STORY】 西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明(金城武)を孫権(チャン・チェン)のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操(チャン・フォンイー)に驚異を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。 そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜(トニー・レオン)と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。 あ~~~面白かった!! とってもとっても面白かった~~~!!! もの凄く、好みの映画でした。 映画の日ということもあってか、初日の朝イチ・・・満員でした~。 なんだか嬉しかったわぁ(笑) 最初に日本語で時代背景・登場人物など説明があり~「三国志」に詳しくなくても、私のようにすっかり忘れてる人にも、親切丁寧な作りです。 日本語説明だったから、一瞬 アレっ?間違えて吹替え版に来ちゃった?と思ったけど~ 心配無用。そこだけ日本語で、後はちゃんと中国語・日本語字幕でした。 登場人物が、みんな私の中のイメージどおりで それも嬉しかった~~~♪ 金城さんの《諸葛孔明》もぴったりだし~ 《周瑜》のトニーさんも合っていたと思う。 《関羽》とか《張飛》もイメージ通り! ただ眉目秀麗と言われている、《趙雲》は~この作品の中では、強くて素敵なんですが・・・ 別の映画(『三國之見龍卸甲』)で、私のアンディ(笑)が趙雲役なので、勝手に脳内変換して観てました。 最初の方に、大活躍の見せ場があって~あああ~カッコいい!素敵!!と叫んでしまいそうでした(迷惑な客になりかけた。) 一番イメージが違っていたのは、《劉備》かな? 私の中では、もうちょっと繊細なカンジ。少しゴツかった・・・ でも人徳のある温かい雰囲気はよかった。 トニー・レオンは本当に役作りに徹して、素晴らしい演技でした。 普段は優しい瞳の彼ですが、時折見せる厳しい表情が名将そのもの。 愛する妻とのひとときでは、いつもの柔らかい微笑をみせて~素敵だった。 金城さんは、この物語の中で“柔”の部分を一手に引き受けてました。 この映画で笑わせていただけるとは思ってもみなかった(笑)、 天才軍師でありながら音楽にも精通し・・・って、彼はほとんど戦いのシーンはなし。 スマスマに出演した時も、突っ込まれていたけど~じゃらんじゃらんと琴しか弾いてないって。 孔明らしさを十分に出してました。 若い頃はコメディのイメージが強かった彼だけど、すっかり男臭くなって~こういう役をこなせるようになったのねぇ。 感慨深いです。。。 (なんたって元カレだし←又言ってるよ 爆) もちろん金城さんに一番、目がハートだったんだけど あはは・・・ もう一人イケメンチェック入ったのが~ 《孫権》役のチャン・チェン。彼はプロモーションで来日もしてて~ なかなかの好青年でした。 日本語も勉強中とのことで、一所懸命日本語を話すのも好印象。 《曹操》のチャン・フォンイーも存在感があって素晴らしかった。 中村獅堂も先日『ICHI』でお会いしたばかりですが、やはり目力の凄い人なので とてもよかった。強そうだった~ 絶世の美女であるがゆえ曹操にも狙われてしまう《小喬》、リン・チーリン。 聡明で美しく・・・ぴったりでした。 素敵な女性だわ。 孫権の妹、気が強い《尚香》、ヴィッキー・チャオ。 彼女も好きな女優さんです。 男性の多いこの映画で、さわやかな風を吹かせてくれた。 Part2では、もっと活躍しそうな気配? 戦いのシーン、特に様々な兵法。 その中でもジョン・ウー監督によって初めて映像化されたという“九官八卦の陣”も見ごたえがありました。 凄い迫力だった! ジョン・ウー監督、やっぱり素晴らしい~。 香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』持ってますよ~~~(爆) こんな素敵な作品、作ってくださってありがとう!!! 合戦シーンが多い中、ユーモアも散らばり、一人一人のキャラ説明らしいものも、そんなにないのに、上手く描かれてました。 一人一人ちゃんと見せ場が用意されてるのにも感動~。 登場人物の名前もその都度、字幕で出してくれるので、本当に分かりやすかった。 alan(阿蘭)の歌も心打たれます~♪ 岩代さんの楽曲もとってもよかったです。 ええっ?!ここで終わり? 今からが、いいトコなのにぃ~~~!!! という思いは『ロード・オブ・ザ・リング』で鍛えてあるので(爆)大丈夫。 それでも早く“赤壁の戦い”が観たい!!! エンドロール後にPart2の予告もあるので~お見逃しなく!(これもちゃんと注意書きが出る) 来年4月が待ちきれない~~~! 2度目の鑑賞、いつにしよう? こんなに萌えるのはアンディに堕ちた『墨攻』以来かも・・・ マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★★ (★10個!減らす要因がないんだもん♪) マリー的涙度数 ・・・ ★★★☆☆ (最初の方で泣いちゃった) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月02日 22時48分55秒
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